コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年6月 7日明日天気にしておくれ
東京ネットサポートセンター M.S.
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。事務を担当していますM.Sと申します。
ゴールデンウィークも終わり、夏の気配が感じられる今日この頃。
夏を迎える前にやってくるのが、そう、梅雨です。
関東地方では、平年6月8日前後に梅雨入りするそうですが、今年はどうなるやら?
雨は、サラリーマンにとっては大敵です。特に雨の日の朝の通勤は、苦痛しか感じません!
「どうせ降るなら、夜寝ている時に降ってくれれば‥」といつも思います。
でも、私がコントロールできる訳でもないし‥。
こうなったら、古来より伝わる彼にお願いするしかありません。
てるてる坊主
ちなみに人形の頭部に重りを入れて頭が下を向くように仕立てたものは逆さ坊主(さかさぼうず)と呼ばれ、雨乞いの意味があるようです。
ところで、誰でも一度は口ずさんだ事がある、てるてる坊主の歌。
♪てるてる坊主 てる坊主 あした天気にしておくれ
いつかの夢の空のよに 晴れたら金の鈴あげよ♪
一番は誰もがご存知と思いますが、この曲、3番まであるのをご存知でしょうか?(発表時には4番まであったそうです)
(2番)
てるてる坊主 てる坊主 あした天気にしておくれ
わたしの願いを聞いたなら あまいお酒をたんと飲ましょ
(3番)
てるてる坊主 てる坊主 あした天気にしておくれ
それでも曇って泣いてたら そなたの首をチョンと切るぞ
3番、ひどい‥
てるてる坊主には、諸説ありますが、発祥は中国のようです。
晴娘(さおちんにゃん/そうせいじょ)という少女が、長雨を止めるため祈り、雨の神である龍神や東海竜王の妃になることで雨を止ませたとされる中国の伝説が起源となっているようです。
そして平安時代に中国からの言い伝えが日本に広まり、日本独自の文化が影響されて「女の子」から「坊主」となったそうです。
日本の昔話ではこのような言い伝えがあります。
雨が続き困ったお殿様が、お坊さんに明日晴れにしてほしいと頼みました。
お坊さんがお経を読んで晴れをお祈りしましたが、残念ながら次の日は雨でした。
お殿様は激怒し、そのお坊さんの首をはねてしまいます。
その首を白い布で包み軒先に置いたら、次の日は晴れたそうです。
可愛らしいてるてる坊主には、こんな裏話があったとは‥。
でも、昔も今も晴れを願う強い気持ちの表れなのかも知れません。
ところで、株式市場では確たる裏付けがないのによく起きる現象があります。
いわゆるアノマリー(理論的な根拠のない経験則)と呼ばれるものですが、「晴れの日には株が上がり、雨の日は下がる」という冗談のようなアノマリーもあるようです。
このアノマリー。実際に統計を取ってみると案外当てはまるそうです。雨が全く降らないのも困りますが、天気も相場もやっぱり晴れて欲しいですね。