コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年6月 5日梅干し
事務管理チーム H.S.
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いつもありがとうございます。事務のH.Sです。
毎年梅雨時期に梅干しを作っております。
私が作る梅干しは、減塩のもの。
塩漬けだと塩分が強すぎるので、塩と同グラムの砂糖を使い、まろやかで優しい梅干しに仕上がるように漬けております。
梅干しに砂糖?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
減塩目的で使用する塩分を少なくするだけだとカビが発生してしまうのですが、砂糖を使うことで浸透圧が高まりカビの発生防止効果になるのです。
■使用するものジップロック
瓶
バットかお皿
■梅干しの材料梅:1キロ
粗塩:100グラム
グラニュー糖:100グラム
ホワイトリーカー35度:1カップ
■紅紫蘇の材料赤紫蘇
赤紫蘇:梅1キロにつき100グラム
白梅酢(梅から出る水分・ジップロックにたまる水分):200CC
あら塩:10グラムから20グラム
■レシピ①南高梅の大きいサイズを洗い、一晩水につけておく。
(使用する水は、南高梅と同じ和歌山県の水が理想的ですが、なければ水道水でも大丈夫
です)
②翌日、楊枝でへたをとり水分をふき取った梅をジップロックにきちっと並べ、焼酎と塩と砂糖を入れます。
二週間放置すると、水分が出てきて袋がパンパンになってきます。
この水分は梅酢。使用するので捨てないこと。
*梅を入れたジップロックの中に、二重にしたビニール袋に水を入れ水が漏れださないように口を縛り、入れ重しにする方もおられますが、重しをしなくても大丈夫です。
**寝かせる前、寝かせている間、袋から極力空気を出し、カビを侵入させないことがポイントです。
③紅紫蘇も作ります。
赤紫蘇を丁寧に洗い、汚れや硬いへたや虫を取り除き、水分をふきます。総量の四分の一ずつを塩でもみ水分を絞ったらジップロックに入れ、「梅干しの作り方②で作った梅酢」をかけます。
(梅酢につけた赤紫蘇の色は初めどす黒いのですが、赤紫蘇を袋から箸などで取り出しては絞って戻す作業を何度か繰り返すと鮮やかな紅色に変化していきます)
④絞った紅紫蘇と梅を、梅酒や梅干し用としてホームセンターなどに売っている瓶の中に丁寧に入れ、梅雨が明け海開きになってきたら、梅を取り出し天日干しにします。残った紅色の梅酢も陽にあてます。
*天日干しは、パットやお皿にならべて、午前中から、もしくは午後でも大丈夫ですが、陽が射す時間に干します。
**梅酢を陽にあてる際は、瓶に蓋をしたまま天日干しします。
***三日間、陽にあてて、最後の夕方は取り込まず夜通し干します。
⑤梅酢を一度他の容器に移し、梅干をつける瓶に丁寧に紅紫蘇と梅を重ね入れ、最後に梅酢も戻し入れ、蓋を閉めます。
日の当たらない冷暗所で1か月たてば、色が定着します。
ご飯が紅色の梅肉で染まる肉厚の梅干しの完成です。■ビギナー向け・お酒を入れない梅干しの材料
梅1キロ
粗塩80グラム
砂糖80グラム
リンゴ酢 大さじ 2
■レシピリンゴ酢の場合は、ジプロックに梅とリンゴ酢を入れて馴染ませます。
梅から水分がでて柔らかく馴染んだらリンゴ酢を捨て、塩と砂糖を加え、再びジップロックにいれます。
梅干しを作る時と同様に、約二週間放置すると白梅酢(梅から水分)が出てきますので、紅紫蘇を加え瓶詰めにし、天日干し、瓶に戻し約1か月冷暗所で保存をします。
かぶを乱切りにして紅紫蘇に漬けた「雪ん子漬物」もおいしいですよ。