コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年5月31日紫陽花
大阪ネットサポートセンター 矢倉
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大阪ネットサポートセンターの矢倉と申します。
もうすぐ梅雨入り。うっとうしい季節ですよね。
この時期になるとあちらこちらで紫陽花(アジサイ)をよく見かけます。
梅雨に咲く花としては、紫陽花以外に、バラ、ラベンダー、クチナシ、
カーネーション、ハナショウブ、ポーチュラカ、ヒャクニチソウ等が有りますよね。
霞がかかったような霧雨に濡れて咲く花は青、紫、白、ピンクと色とりどりで雨が
一層鮮やかさを引き立ててくれます。雨に煙るなかでとても幻想的です。
見とれているとはたと時間が止まったような錯覚にとらわれるのは私だけでしょうか。
そんな紫陽花ですが、花の色によって花言葉が大きく変わるってご存知でしょうか。
真逆の意味もあるので興味深く思い調べてみました。
紫・青・・・『冷淡』『無情』『辛抱強い愛情』『神秘』『知的』『団欒』
白・・・・『寛容』『一途な愛情』
ピンク・・・『強い愛情』『元気な女性』
紫陽花の花の色は花弁に含まれるアントシアンという色素と土壌の酸性度やアルミニウムの量によっておこるか化学反応で、度合いによって色合いが決まるようです。(白色は色素を持たないので反応しない。)毎年色々な新種や色合いが改良されるのも納得できます。
また、色に関係なく『移り気』という花言葉があるのもうなずけます。≪万華鏡 ≫
≪ 凛 ≫
≪月虹≫
≪ダンスパーティー≫
日本の原種はガクアジサイで万葉集に詠まれた和歌が確認されています。
泣かず飛ばずの目立たない花だった時代が続きますが、江戸時代の鎖国中、長崎に来日したシーボルトが紫陽花をとても気に入り自国に持ち帰り改良を重ねたのが西洋紫陽花で、1900年代に入りヨーロッパで爆発的な人気となりました。
日本にも輸入され戦後の環境資源として押されたのもあり段々と人気が上昇しました。
≪ラブランジア・ブライダルシャワー≫
毎年、珍しい色や形、色移り等、品種改良が盛んにおこなわれており楽しみです。
梅雨でうっとうしい時期ですが、珍しい紫陽花を見にお出かけされてみてはいかがでしょうか。紫陽花で心を癒してみませんか。