コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年5月22日坐禅
大阪ネットサポートセンターの高橋です。皆様は、坐禅をしたことがございますか?
座禅は、禅宗(栄西禅師の臨済宗、沙門道元の曹洞宗)の基本的な修行法。
漫画「一休さん」で、アイディア(トンチ)を出すときに考えるポーズのイメージしか持っていない私でしたが、先日、大阪府大東市の野崎観音(曹洞宗)で坐禅体験をしてまいりました。
座禅というと、まず座り方。右の足を左の腿の上にのせ、さらに左の足を右の腿の上に乗せるのは、股関節が固いとできないと思われるかもしれませんが、白い正方形の座布団の上に丸い黒のクッション(ドーナツクッションではありません)が置いてあり、簡単に座禅のポーズができました。
大きな鐘の音とともに坐禅が始まります。
アゴをひき、目は半眼で45度下あたりをぼんやりとみて、この姿勢で45分間。
30分くらい経った頃、禅師様が坐禅している人の後ろに立ち、右肩に警策(ケイサク)の先を置き一打。
私は、合掌すると同時の一打に「痛い!」とつい口にしてしまい、皆様の修行の邪魔をしてしまいました。
坐禅は大きな鐘の音とともに終わります。
座禅を開始する前に、禅師様から『お仕事のこと、家でのこと、過去も未来のこともすべて忘れ、今、ここに座っている自分だけにただ、ただ、心を寄せてください。それが悟りにもつながります。』旨のご講和を頂いたにも拘らず、「今晩のお酒の当ては何にしようかなぁ・・・」とか、「明日は何をしようかなぁ・・・」等、すぐ空想が始まってしまい、座っている自分だけに心を寄せるということは、物凄い集中力が必要で、すべてを忘れ、無になり、ただただ座っていることは私には難しいことだと痛感いたしました。
座禅は自宅でもできます。今後も座禅をして集中力を養い、お客様からのご質問をよく聞き、親切・丁寧にご対応をさせていただこうと思います。