コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年5月16日裁定取引
大阪ネットサポートセンター 東尾
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皆様こんにちは。
私は大阪ネットサポートセンターの東尾と申します。
私は毎週末、妻と一緒にスーパーへ買い物に行きます。
その時にいつも頭を悩ませるのが、レジでの支払い時にどの列に並ぶかということです。
妻は、「どの列に並んでも、それほど違いはない。」と言って、あまり気にしていませんが、私は少しでも速く終わらせようと常に考えています。(結果的に裏目に出ることのほうが多いですが・・・。)
周りの状況を注意深く見ていると、ごくたまに隣の列が速く進んでいるのを見つけるときがあります。先日、私達が最初にその列に移動すると、他の人も続いて移動して来ました。その結果、すべての列が同じような長さに戻りました。
この現象を見て私は、ふと裁定取引のことが頭に浮かびました。
裁定取引とは、値動きの相関性が高い2つの商品の間で、一時的な価格差の歪みが発生した時、割安な方を買い、割高な方を売ることによって利益を得る取引のことです。
裁定取引が活発に行われると価格差の歪みがなくなり、割高・割安な状態が解消されます。
代表的な裁定取引としては、日経平均株価と日経平均先物の裁定取引が挙げられます。
日経平均株価から日経平均先物の理論価格を算出し、日経平均先物の実際の価格と比較します。日経平均先物の実際の価格が、日経平均先物の理論価格を上回っている場合には、日経平均先物が割高であると考えられるため、先物を売って現物を買います。その後、日経平均先物の実際の価格が理論価格に近付いたら、先物を買い戻して現物を売ることにより利益を確定します。
他に、値動きの相関性が高い2社の株式での裁定取引もあります。
値動きの相関性が高い2社の株式の価格差がいつもより変化したと考えられる場合、割高な方を売り割安な方を買います。その後、価格差がいつもの水準に戻ったとき、反対売買をして利益を確定させます。
株価がいつもと違うような動きをしたときには、素早く反応することによって利益を獲得出来ることがあるかも知れません。
少しおかしな連想でしたでしょうか・・・・。先物・オプションの始め方はこちら↓
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