コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年4月23日おやつ事情
東京ネットサポートセンター 原田
こんにちは、おやつ大好き東京ネットサポートセンターの原田です。「おやつ」といえば、午後3時頃の間食のことをいいますが、なぜ「おやつ」というのか調べてみました。
江戸時代中期頃までは朝・夕の一日二食だったため、当時の人々は午後2時頃から4時頃に空腹を凌ぐために「小昼(こびる)」といって間食を取る習慣がありました。
この時間帯を「昼八つ刻(ひるやつどき)」と言っていたため「おやつどき⇒おやつ」と呼ばれるようになりました。
朝食から6~7時間ほど経った「おやつ」の頃には、お腹が空いたためです。夕食まであと一息、仕事をがんばるためにも、昼食の代わりの間食として「おやつ」が大切なパワー補給でした。
現在は一日三食が基本ですが、なぜ江戸中期以降になって、食事の回数が増えたのでしょうか?一説によれば、1657年に江戸を襲った「明暦の大火」の後、町を復興するために、各地から大工、左官屋などの職人たちが集まってきたことで、食を取りまく事情が変化したと考えられています。
彼らは肉体労働者ですから、一日二食ではお腹が減ってもちません。とはいえ、いちいち食事のために家に帰ってもいられないので、江戸のあちこちに屋台や飯屋ができるようになり、にわかに外食産業が栄えたとの説があります。
また、復興のために働いていた職人に、正午過ぎにも食事を出すようになったのがきっかけだった、とも言われています。
私自身、昼食なしの生活は考えられません。夕食までの空腹を耐えられません。
いずれにしても現在の「おやつ」とは意味合いが違っていたようです。
(※1)
(※2)
世界のおやつ事情
日本では3時のおやつですが、世界にも似た習慣があるようです。
イギリス:アフタヌーンティー(午後3時頃)
フランス:カトゥルール(午後4時頃)
スペイン・アルゼンチンなどの南米諸国:メリエンダ(午後5時頃)
(スペイン語圏では生活習慣が日本とは全く異なっており、昼食を午後2時~午後3時、夕食を午後9時~午後10時に取る習慣があるため時間帯が異なるそうです)
(※3)
国によっておやつの時間帯が異なっており興味深いですね。
余談ですが、投資でも世界に目を向けた運用に人気が出てきていますのでご紹介いたします。
<外国株式>米国、ベトナム等
https://www.iwaicosmo.net/products/foreign/index.html
<人気のある主な投資信託>
・三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
(参考サイト)
※1:セイコーミュージアム銀座サイト
https://museum.seiko.co.jp/knowledge/trivia03/
※2:国立国会図書館 職人尽絵詞 屋台店(四文屋・鰑(するめ)屋・天麩羅屋)
https://hamasakaba.sakura.ne.jp/u13syokunin/1306/km0107b1.jpg
※3:森永サイト