コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年4月19日みかんサーモン
大阪ネットサポートセンター 堀池
日頃は格別のご愛顧いただき、ありがとうございます。
大阪ネットサポートセンターの堀池です。
みなさんは「みかんサーモン」はご存じでしょうか?
その名の通り、サーモンなのですが、みかんの爽やかな後味のする不思議な食材です。
私は、以前からその存在を知っていたのですが、先日、くら寿司(銘柄コード:2695)に行った際に期間限定メニューとしてみかんサーモンがあったので、初めていただきました。
色合いは普通のサーモンより少し濃い印象。
味は、本当にみかんの風味がして、驚きました。
言われてみれば・・といったレベルではなく、後味にはっきりと明確なみかんの風味があります。
この摩訶不思議な食材は、愛媛の宇和島で、水産商社である宇和島プロジェクト(非上場)と愛媛県水産研究センター、宇和島の地元の養殖業者さんが力を合わせて開発されたそうです。
みかんサーモン以外にも、みかん鯛・みかんブリも開発されていますが、これらは廃棄されていたみかんの搾りかすを何かに有効活用する方法はないかと考え、みかん魚が生まれたようです。他にも、カカオポリフェノール入りの餌を食べることで通常よりも鮮度を長持ちさせる「チョコブリ」も開発されています。
「みかん魚」は、地元の農業廃棄物である「みかんの搾りかす」を有効活用することや、養殖魚のブランディングとしても非常にユニークであることから、農林水産省が開催する「第7回フード・アクション・ニッポンアワード 2015」で最優秀賞に輝きました。
宇和島プロジェクトの他のご活躍としては、養殖魚として日本初のハラール認証(※)を取得し、アラブなどの中東の国々へ養殖魚を輸出されているようです。
※ハラール認証とは・・イスラム教において、豚肉を食べないことなどを始めとする食に関する細かい戒律があることは広く知られていますが、他にも屠殺方法などにもルールがあり、ムスリム(=イスラム教徒)の方は食材を見ただけでは、食していいものかどうかの判断がつきません。
イスラム法において問題なく食せるものに対して認証機関が監査し、認めたものに対してハラール認証が与えられます。国によってはハラール認証のない食材を流通させると罪に問われます。
今回私は「みかん魚」をお寿司でいただきましたが、通販やふるさと納税でも手に入れることができるので、焼き魚などでも味わってみたいと思っています。
「普段回転寿司にはいかない」という方もおられるかと存じますが、くら寿司では一部店舗を除き、5月1日までみかんサーモンをいただくことができるので、話のネタ(寿司だけに・・)に、ご興味がわいた方は、くら寿司に行ってみてはいかがでしょうか?。
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