コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年4月 3日消防車
大阪ネットサポートセンター 南方
こんにちは
大阪サポートセンター南方です。
突然ですが、消防車はなぜ赤いのか知っていますか?
消防車=赤
当たり前すぎて、私は全く意識したこともありませんでした。
先日、マンションの消防訓練がありました。
消防車も来るということだったので、事前にその旨を子供に伝えたところ、
「消防車が赤いのは、アメリカから来た消防車が赤かったからだよ」と言うではありませんか!
早速調べてみました。
日本では江戸中期から龍吐水と呼ばれる手押しポンプが主流であったところに、1870年に蒸気ポンプがイギリスから初めて輸入されたそうです。
その後、1905年にアメリカでガソリンエンジンを搭載した消防ポンプ車が登場し、
日本には1911年にドイツからベンツ製の消防ポンプ車が初めて大阪に輸入され、
1917年には東京消防局がアメリカの消防ポンプ車を購入したそうです。
肝心な消防車が赤い理由についてですが、実ははっきりしたことは分からず、海外から輸入された蒸気ポンプや消防車が赤かったからというのが一般的な理由とされているそうです。
(現在は法律で「朱色」と定められています)
では海外の消防車は何色でしょうか?
イギリスでは消防車は赤のようですが、アメリカでは消防局によって赤、白、黄、青、黒などが使われているとのこと。
アメリカから来た消防ポンプ車が赤かったかどうかは分かりませんが、
消防訓練を契機になかなか興味深い話を知ることが出来ました。
空気が乾燥することの多い季節ですが、どうぞ皆様火の元には注意して、お元気にお過ごしください。※東京消防庁のHPを参考にさせていただきました。