コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年3月29日紫式部
大阪ネットサポートセンター 高橋
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大河ドラマで放映されている『光る君へ』。
誰もが知る「源氏物語」の作者とされる「紫式部」を吉高由里子さんが演じ、紫式部のライバルとされる「清少納言」をファーストサマー・ウイカさんが演じております。
平安時代の貴族階級の女性は、実名を公にしないことが多く、紫式部も清少納言も通称です。ドラマ中での名前「まひろ」は、ドラマ制作統括「内田ゆき」さんが名付けたもの。
さて、紫式部。平安時代中期の歌人であり作家であり女房です。
小さいころから漢文を読みこなしたなどの逸話が多い才女・紫式部。
平安京の人口は約10万人で、内、貴族階層約1,000人、官人層まで含めて約5,000人の紫式部をはじめとする宮廷の貴族たちは、教養を身につけていたので読み書きは当然のごとく出来、和歌までも詠むことができましたが、庶民は、読み書きはできませんでした。識字率は約5%。
ちなみに江戸時代の識字率の高さは外国人を驚かせたといわれますが(ペリーは、好奇心の高さにも驚いている)、現代では義務教育があるものの日本の識字率は99%で世界ランキングでは1位ではありません。
ほぼ全国民が読み書きできるとは言え、最近は、チャットGPTなる怪物も登場。現代の国民より平安時代の貴族たち中でも女流作家の方が教養豊であったと言われないように、自ら感じ表現する力を身につけることはとても重要だと思います。
私も、お客様のお話をよく聞き、よりわかりやすい表現でお答えし、早期解決に繋げていくよう努めてまいります。
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