コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年1月31日青いバナナ
東京ネットサポート 事務管理 E.M
スーパーの店頭などで、青々としたバナナが売られているのを見かけるようになりました。南国でよく見かける、熟す前の状態のものです。
日本では通常、バナナは皮が緑色のまま、つまり未熟の青い状態で日本に輸入され、その後、熟成加工されてから売場に並べられています。
なぜ青いバナナが売られるようになったのでしょうか?
調べてみると...
パイナップルやバナナでおなじみの果物会社「ドール」が取組みでした。
ドールによりますと、フィリピンの産地では、年間で約50万トンのバナナが生産されますが、そのうち約2万トンは、傷や大きさが規格外という理由などで廃棄されるとのこと。日本に輸入された後も、傷や完熟しすぎなどの理由から約1000トン分が廃棄になるそうです。
こういった廃棄バナナを削減するため、SDGs活動として2021年9月から「もったいないバナナ」と名付け、プロジェクトの起ち上げをしており、これに賛同した企業は、捨てられるはずだったバナナを、ジュースや加工食品として利用しているそうです。
そう言えば、東京のおみやげとして有名なバナナのお菓子売り場で「もったいないバナナ」を使ったシェイクを販売しているのを見たことがあります。
そして、2023年8月からは青いバナナそのものの販売を始めています。最近見かけるようになったのはこういった背景があったのですね。
青いバナナはきれいな色ですし、とても人の目をひきます。
廃棄をされている事実に気付くきっかけになりました。(ちなみに、青いバナナはそのままでは食べられません。調理の方法や、野菜としての食べ方を提案されています。)
廃棄を減らして食品ロスの削減につとめることは個人でも貢献しやすいSDGsの一つです。食品ロスは企業側の理由だけではなく、家庭からも多く発生している状態です。
日常の中でもっとできることを意識して生活するようにしたいですね。
当社もSDGSに取組んでおります!!