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コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」

2023年12月18日

冬の天気

大阪ネットサポートセンター 東尾 大阪ネットサポートセンター 東尾

  • 皆様こんにちは。

    大阪ネットサポートセンターの東尾です。

    12月に入ってから暖かさと寒さを繰り返しておりますが、寒波が襲来してついに冬将軍到来!

    寒がりの私にとって最も苦手な季節となりました。

    私の住んでいる地域は、ほとんど雪は積もりませんが、それでも冬真っただ中になると寒さが身にしみます。


    天気予報を見ている時に「西高東低の気圧配置」という言葉が聞こえてくると、恐怖すら感じます。

    「西高東低の気圧配置」とは、日本付近から見て西に高気圧、東に低気圧がある気圧配置のことで、冬に現れやすい気圧配置。

    20231218ひがしお.png
    ※気象庁のホームページより引用。

    地球の自転により、北半球では高気圧の中心から時計回りに風が吹き出し、低気圧では周りからその中心に向かって反時計回りに風が吹き込みます。

    そのため、「西高東低の気圧配置」になるとシベリア地方から北西の季節風が吹いてきます。

    その季節風よりも比較的温度が高い日本海からたくさんの水蒸気が発生し、これが雪雲になります。

    この雪雲が、季節風に乗って日本列島まで到達すると日本海側に大量の雪を降らせますが、雪雲は日本列島の山脈を超えることが出来ないため、太平洋側には乾燥した冷たい風を吹かせます。


    「西高東低の気圧配置」に加えて、さらなる恐怖をかき立てるのが「等圧線の間隔が狭い」という言葉。

    等圧線の間隔は、狭ければ狭いほど風が強くなります。


    等圧線とは気圧の等しい地点を結んだ線のことです。

    水が高い所から低い所に流れるように、風も気圧が高い所から低い所へ吹きます。


    等圧線の間隔が狭いということは、気圧が高い所と低い所の距離が近く、風は急な下り坂を高い所から低い所へ一気に下っている、と言えます。

    急な下り坂なのでスピードが出る、つまりスピードが出た風は「強い風」といったイメージです。


    「西高東低の気圧配置」であり「等圧線の間隔が狭い」天気図は、考えただけでも恐ろしくなります。

    これからますます寒くなる季節。

    寒さに負けず、今後もお客様のサポートをしっかり頑張って参ります。

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