コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2023年10月26日「ドル・コスト平均法」に注目!
大阪ネットサポートセンター 藤原
大阪ネットサポートセンターの藤原でございます。日頃は「コスモ・ネットレ」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
さて、皆さん、「ドル・コスト平均法」という投資方法をご存じでしょうか。
証券投資のご経験者の方は、おそらくお聞きなったことがあると思われます。そのお話の前に、2024年よりNISA制度が大きく変わります。
新しいNISA制度では、年間の非課税投資枠が成長投資枠で年240万円、つみたて投資枠で年120万円に拡大され、年間最大360万円まで投資が可能となります。
さらに、年間の非課税投資枠とは別に一生涯にわたる非課税保有限度額が1,800万円に設定されます。制度が恒久化されますので、非課税保有期間も無期限となります。NISA制度は、国民一人ひとりが長期にわたって安定的に資産形成しやすい制度に生まれ変わります。
そこで、長期的な資産形成に活用される投資方法として、「ドル・コスト平均法」が注目されています。「ドル・コスト平均法」とは、定期的に同じ金額で同じ金融商品を購入する投資方法です。
株式や投資信託などを定期的に一定金額で購入し続ける積立投資の1つで、たとえば、毎月、ある銘柄を1,000円分買付するといった方法で投資することになります。
iDeCo(個人型確定拠出年金)や企業型DC(企業型確定拠出年金)、従業員持株会、つみたてNISAなどの積立で、すでにご利用されている方もおれるのではないでしょうか。「ドル・コスト平均法」の仕組みは、定期的に一定金額を購入し続ける投資方法ですので、投資を行う時期の分散が可能です。
投資する銘柄の価格は、市場の価格変動に左右されますが、長期にわたって投資を行うと、投資期間内における銘柄の平均購入価格を抑えることができ、価格変動リスクを緩和することができます。
投資する銘柄の価格が高い時には少ない口数しか買えませんが、値下がりして価格が低くなった時には多くの口数を買えます。
結果的には購入価格が平均化され、価格変動リスクは緩和されます。では、「ドル・コスト平均法」は、一般的にはどんな方に向いているのでしょうか。
まずは、長期間投資ができる方です。
「ドル・コスト平均法」は、時間をかけて資産を増やしていく投資方法です。資産が形成されるまでにはある程度の期間が必要となるため、短期間で大きなリターンを得たい方にはあまり向いていない方法といえます。初心者の方にも向いています。「ドル・コスト平均法」は、取引開始時に自分で購入する商品と毎月の購入金額を決めれば、あとは自動的に買付を行うことができますので、投資に関する高度な知識やテクニックがなくてもお取引することができます。
また、「ドル・コスト平均法」は、取引を開始する際にまとまった資金を用意する必要がありません。
無理のない金額から始められますので、毎月少額なら投資に回す資金を捻出できる方であればどなたでも可能です。「コスモ・ネットレ」では、2024年1月より投信積立の取扱いを開始させていただく予定です。
もちろん、新NISA制度にも対応いたしますので、つみたて投資枠を利用したお取引が可能となります。
また、「コスモ・ネットレ」では、ファンドラップ「岩井コスモ ゴールナビ」の取扱いを行っております。
こちらも積立投資にも対応していますので、「ドル・コスト平均法」でお取引いただけます。
なお、投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさいますようにお願い申し上げます。「コスモ・ネットレ」に関しまして、ご質問やご不明な点などがございましたら、お気軽にネットサポートセンターまでお問合せください。
今後とも、サービス改善や利便性向上等に努める所存でございますので、「コスモ・ネットレ」を引き続きよろしくお願い申し上げます。