コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2023年10月18日冷凍食品の日
ネット取引統括部長 山形 光
今日は「冷凍食品の日」。冷凍の「トウ」を「10」、世界共通の管理温度が「-18℃」であることからです。
冷凍食品。
私の記憶だと学校給食の「冷凍ミカン」が最初。
皆様はいかがですか?
冷凍食品は、1900年代にアメリカで生まれました。ジャムの加工用に輸送するイチゴだったとか。最近のスーパーの冷凍食品コーナーを見るとたくさんの種類があります。
この夏、「冷やし中華」を見つけ「レンジで温めたらどうなるの?」と驚きました。
単身世帯も増え、フードロスにも貢献できるし、何より温めるだけで便利。そして、美味しい。コロナ禍で内食が増えたことや手抜き(タイパも良い!)もでき、利用者は拡大しております。実はこれ、NY生まれのアメリカ人のクラレンス・バーズアイさんのお陰。
彼は、商売のため訪れた場所で、イヌイットの人から氷上釣りを教わり「マイナス40℃の中で釣り上げた魚は瞬時に凍り、解凍するとNYで売られていた鮮魚より新鮮な味がする」ことに気づきます。
「ゆっくり凍らせると結晶化するまで時間がかかり細胞が破壊され、解凍すると損傷した組織から細胞液が出てしまい、食べ物は柔らかくなるか乾燥してしまうのですが、急速冷凍だと、結晶ができるまでの時間が短く細胞の損傷が少なくなる」と、魚を冷凍する際に、ステンレス製ベルトを冷たい塩水で冷やし急速冷凍するという「ダブルベルト冷凍機」を発明。急速冷凍を実現しました。最近の家庭用冷蔵庫は、急速冷凍機能や、温度もマイナス18℃(冷凍食品の微生物が繁殖できない温度がマイナス15℃以下にするため)と高機能。冷凍食品が美味しく頂けるのもラレンス・バーズアイさんのお陰様でございます。
この方、全米発明家殿堂入りをしております。
テレビやエアコン、LPレコードやバンドエイドなど600人以上が殿堂入りしていますが、残念ながら日本人は3名(すごい方たち!)。検索すると、様々な発明がアメリカで生まれていることがわかります。尚、コスモ・ネットレにログイン➡マーケット情報➡テーマ検索「冷凍食品」すると、国内企業が出てまいります。「冷凍」と検索すると「冷凍冷蔵設備」も出ます。