コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2023年9月22日ねばねば野菜
大阪ネットサポートセンター 田宮
皆さまこんにちは。
大阪ネットサポートセンター田宮です。
8月の我が家の食卓には、夏バテ防止にオクラや山芋など、ねばねば野菜がよく並びました。
たまにスーパーで見かけるモロヘイヤ。葉っぱをちぎって茹でたあと、包丁で細かく刻んでいくと粘り気が出てきます。ゴマと醤油で和え、ごはんに乗せたり、スープにしていただきました。
モロヘイヤは、古代エジプト時代からの健康野菜で栄養価も高く、特にカロテンの含有量が多く、老化の原因となる活性酸素を抑える効果があるとされています。他にも、先日、曲がったゴーヤや大きくなりすぎたキュウリ等市場に出荷できない野菜を取扱っている産地直販市場で、【雲南百薬】(うんなんひゃくやく)という名前の野菜が販売されていましした。
"おかわかめ"との記入があったため、購入して湯がいてみると、ぬめりが出て、ポン酢で食べるとコリコリとしたワカメのような食感でした。
調べてみると、"おかわかめ"は南アメリカの熱帯地域が原産とされるツルムラサ科のつる性植物の葉で、正式な和名は「アカザカズラ」。別名【雲南百薬】と呼ばれているみたいです。
常時販売されていないようですが、この野菜も百薬の代わりになるほど栄養価が高く、ミネラルやビタミンA、葉酸(ビタミンB群の一種)を豊富に含んでいます。皆様も見かけたらぜひ!
最近は、健康志向も有り、ビタミンや植物由来のさまざまな有用成分のうち、本来野菜にごく微量にしか含まれない、もしくは全く含まれない成分を、技術を用いて高い含有量にした "高機能野菜(機能性野菜)"が開発され市場で流通しています。
・リコピンが多いトマト
・βカロテンが多いニンジンやカボチャ
・ケルセチンが多いタマネギ
・ビタミンCが多いピーマン
このような機能性野菜で栄養を取り、夏の暑さも和らぎ、ようやく涼しくなってきたにも関わらず"体がだるい""疲れやすい"など体の不調が続く「秋バテ」を乗り切りましょう。
株式市場では、下記のような種苗メーカが"機能性野菜関連銘柄"となります。
・サカタのタネ(銘柄コード:1337/東証プライム)
・デリカフーズHD(銘柄コード:3392/東証スタンダード)
・カゴメ(銘柄コード:2811/東証プライム)
・カネコ種苗(銘柄コード:1376/東証スタンダード)
・日本トリム(銘柄コード:6788/東証プライム)
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