コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2023年8月15日「カモメ」は「カモメ」 ではありません
大阪ネットサポートセンター 井上
海 入道雲 カモメ
よくある夏の光景です。
しかし、その「カモメ」は「カモメ」ではありません。
カモメは渡り鳥、日本には冬鳥として越冬のため飛来し、春夏は繁殖のため日本を離れます。
そうです、ほぼ日本の夏には存在しない鳥です。
では誰かというと、通年棲息する留鳥の「ウミネコ」です。「カモメ」も「ウミネコ」もチドリ目カモメ科カモメ属、よく似ています。
「カモメ」は体長45センチぐらい、翼・背は灰色、腹と尾は白く、くちばしと足が黄色一色です。
「ウミネコ」は少し大きく47センチぐらいで、カモメより翼・背は濃い灰色で、黄色のくちばしも少し長く、先端に黒帯に赤い斑紋があり、足はくすんだ薄い黄色です。
目は表情が出ており、「カモメ」は黒い可愛い瞳に対して、「ウミネコ」は黄色い目の中に黒い小さい瞳、周りに赤いアイラインがあるため、鋭い眼光です。空高く遠ければ識別が難しいですが、「ウミネコ」は尾羽に黒い帯があり、飛行中の見分ける最大のポイントです。
また、鳴き声は特長があり、名前の由来や当て字になったと言われています。「カモメ」はカラスの鳴き声に似ており、高い声で「クウークウー」鳴くことから「鴎・鷗」。
「ウミネコ」は低く太い声で「ミャーミャー」と猫のように鳴くことから、まさしく「海猫」。夏は「ウミネコ」です。
青森八戸市にはウミネコのフンで運気アップのパワースポットもあるそうです。
夏から秋にかけて魚を追って移動するため、漁師には漁場を教えてくれる鳥として大切にされています。さながら、『招き海猫』です。私共ネットサポートセンター員も、皆さまの縁起物になれたら幸いでございます。
おまけで、曲名に『かもめ』が有る歌をいくつか。
・『かもめの街』 坂本冬美 発売日:2016年10月5日
・『かもめはかもめ』 研 ナオコ 発売日:2008年7月16日
・『かもめの街』 ちあきなおみ 発売日:2005年12月7日
・『鴎の女』 藤あや子 発売日:2001年11月21日
・『かもめの歌』 中島みゆき 発売日:2001年5月23日
・『北のかもめ』 牧村三枝子 発売日:1995年5月17日
・『鴎唄』 森昌子 発売日:1992年11月20日
・『かもめの歌』 八代亜紀 発売日:1989年12月10日
・『かもめが翔んだ日』 渡辺 真知子 発売日:1978年4月21日
・『かもめの水兵さん』 童謡 発表 :1937年
歌ではありませんが、映画『男はつらいよ 寅次郎かもめ歌』(1980年12月27日公開)もあります。改めて、書き並べるとこの曲はこの時代だったと懐かしくなります。株式の銘柄もですが、あの時のあの銘柄は・・・など、思い出話をされることはございませんか?株式投資は未来もだけれど、過去の話も楽しいです!