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コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」

2023年7月28日

土用の丑の日

  • こんにちは。東京ネットサポートセンターの原田です。

    7月30日(日)は『土用の丑の日』です!

    一年を通して複数回ある土用の丑の日ですが、一般的には、夏の土用にある丑の日を「土用の丑の日」と呼んでいます。

    また、年によっては夏に土用の丑の日が2回あります。最初に訪れる土用の丑の日を「一の丑」、2回目に訪れる土用の丑の日を「二の丑」と呼びます。

    今年は1回ですが、来年は7月24日、8月5日の2回となるようです。


    鰻は奈良時代には食されていたようですが、土用の丑の日に食べるようになったのは江戸時代後期からといわれています。

    また、商売不振の鰻屋から依頼されて平賀源内が『本日 うしの日』というキャッチコピーを考え、土用に鰻を食べる習慣ができたという説については、全く否定はできませんが、それを裏付ける資料は見つけられないそうです。

    『本日 うしの日』の張り紙が描かれた絵もこれ1枚で他には無いそうです。

    20230728はらだ1.png
    出所:国立国会図書館「江戸年中風俗之絵」(部分)
    https://dl.ndl.go.jp/pid/2574231/1/7

    とはいえ、この時期デパートやスーパーなどで蒲焼きの香りがすると、すごく鰻が食べたくなります。

    奮発して松や特上を頼みたくなるし、来年はこの誘惑の波が2度きます。

    夏のパワーアップフード「鰻」 ああ~ 食べたい!

    鰻をつかった大伴家持の歌を万葉集から一首ご紹介します。

    石麻呂(いはまろ)に
    われ物(もの)申(まを)す
    夏痩(やせ)に
    良(よ)しといふ物そ
    鰻(むなぎ)取り食(め)せ

    出所:国立国会図書館 万葉集 巻16 3853番歌
    https://dl.ndl.go.jp/pid/2551534/1/40
    (友人の)石麻呂さんに私(大友家持)は言います、夏痩せに効くという鰻を食べなよ

    わが国最古の歌集『万葉集』の代表的歌人である大伴家持は、奈良時代に越中国(現在の富山県。当社の富山支店もあります)に国守として赴任し、職務に励みながら5年間で223首の優れた歌を残したそうです。

    それにしても今年の夏は暑いですね!
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    20230728はらだ2.png

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