コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2023年6月16日「外貨決済サービス」を開始! ~「円貨決済」・「外貨決済」はどう使い分けたらいい?~
ネット企画部 ミヤジマ
こんにちは。ネット企画部のミヤジマです。
お客様からのたくさんのご要望を受け、「コスモ・ネットレ」では2023年7月31日(月)より米国株式取引の「外貨決済サービス」を開始いたします!
また、それに伴い、為替の振替機能も追加いたします。私共ではこれまで、米国株式のお取引は「円貨決済」での受渡のみでしたが、本サービス開始後は、米国株式をご注文する際の取引通貨を、お客様自身で日本円・米ドルのいずれかから選択することが可能になります。
「外貨決済」を利用したお取引は、為替の転換を伴いませんので、外国為替取引の手数料(為替スプレッド)が発生せず、コスト(為替スプレッド)を抑えた取引が可能となります。
「円貨決済」・「外貨決済」ってなに?「円貨決済」や「外貨決済」って何?という方や、これから米国株取引を始めてみたいという方に「円貨決済」「外貨決済」について、簡単に解説させていただきます。
日本株は日本国内で「1株=●円」で取引されていますが、米国株は、現地では現地通貨である「1株=〇ドル」で取引されています。我々日本人は米国株式に投資する場合、現地にドルで支払わなくてはなりません。
「円貨決済」は、売買代金の受渡を円貨で行う決済方法のことです。買付の場合、円で買付代金をお支払いいただき、売付の場合は、円で売付代金をお受け取りいただくことを言います。
「外貨決済」は、売買代金の受渡を外貨(米国株の場合はドル)で行う決済方法です。買付の場合、ドルで買付代金をお支払いいただき、売付の場合は、ドルで売付代金をお受け取りいただきます。ご注文時に「円貨決済」をご選択いただいた場合、
「円⇔ドル」の為替転換が自動的に行われますので、お客様は円のままで米国株をお取引することができます。
一方、ご注文時に「外貨決済」をご選択いただいた場合、
米国株を売却する際、受渡金額をドルで受け取ることができます。また、売却後のドル資金をそのまま保有いただき、次回の買付注文を出す際に外貨決済をご選択いただいた場合、受渡は手持ちのドルで支払うことができます。
「円貨決済」・「外貨決済」のメリット・デメリットは?どう使い分けたらいい?「円貨決済のメリット」は、売買に伴う為替の転換を自動的に行うため、為替の転換を意識することなく円のままお取引いただきことができ、為替転換の手間がかからないのがメリットです。
「円貨決済のデメリット」は、売買に伴う為替の転換が自動的に行われるため、取引の都度、外国為替取引の手数料(為替スプレッド)が発生してしまうことです。「外貨決済のメリット」は、なんといってもコストを抑えた取引ができること!
「外貨決済」は、為替の転換を伴わないため、取引の都度、外国為替取引の手数料(為替スプレッド)は必要なく、コストを抑えた取引が可能となります。
「外貨決済のデメリット」は、
①買付の際に「少しドルが足らないな・・」という場合は、ご注文の前に、円→ドルの為替振替を利用して必要なドルの手当てをする必要がある。
②外貨(ドル)決済で売却し、代金をドルで受け取ったドルで「日本株を買付したり、出金したい」という場合は、ドル→円の為替振替を利用して円転する必要がある。
などの手間がかかることが、強いていう「外貨決済」のデメリットです。まとめ
米国株取引を継続的に行う方は、取引の都度、外国為替取引の手数料(為替スプレッド)が発生しない「外貨決済」が有利です。
(※ただし、為替は常に変動します。ドルで保有している期間中は、ドルの価値は変わりませんが、円での評価が変動する=為替リスクが発生していることにご注意ください。)初めて米国株をお買付けされる方(手持ちのドルを持っていない)や、継続的に米国株取引を行う予定がない方は、円貨決済でお取引されるとよいと思います。
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