コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2023年5月12日大阪駅"うめきた地下ホーム"
大阪ネットサポートセンター 中村
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みなさんこんにちは。
大阪ネットサポートセンターの中村です。3月18日、JR大阪駅に "うめきた地下ホーム"が開設され、地元関西では大いに話題になりました。あっという間に2か月が経とうとしています・・。
さて、"うめきた地下ホーム"へは、大阪駅の改札の外から入る方法と大阪駅構内に新しく開設された西口から連絡通路を通り地下ホームへ行く方法が有ります。
利便性では、特急「はるか」・「くろしお」が停車することになり、JR大阪駅から関西国際空港や和歌山へのアクセスが良くなりました。例えば、JR大阪駅から関西国際空港までは「関空快速」で70分程度かかりますが、「はるか」を利用すれば50分。20分も短縮です。
※「はるか」JR京都駅(野洲駅)~JR関西空港駅を結ぶJR西日本の特急電車。キティちゃんでラッピングされた車輛があります。
※「くろしお」JR京都駅~JR新宮駅を結ぶJR西日本の特急電車。パンダでラッピングされている車輛があります。これまで「はるか」・「くろしお」の停車駅は、JR新大阪駅・JR天王寺駅でした。
JR大阪駅を通過していた理由は、JR新大阪駅~JR大阪駅間は、プラットホームのない貨物線を通過していたためです。
「うめきた2期地区工事」の一環で貨物線を地下化。新ホームを開設したことにより「はるか」・「くろしお」はJR大阪駅に停車できるようになりました。
※「うめきた2期地区」公園とオフィスビル等が建設予定。名称は「グラングリーン大阪」。2027年完成予定。私鉄乗入開発も進んでいます。
一つ目は南海電鉄。
2031年開業予定「なにわ筋線」の停車ホームになります。
「なにわ筋線」は名前の通り、なにわ筋の地下を経由して結ぶ予定の鉄道で、JR大阪駅(うめきた地下口)~JR難波駅・南海難波駅間を、JR西日本と南海電鉄が相互運転予定です。これにより、JRは、ダイヤが過密である大阪環状線を経由しないで南下できるため、更なるスピードアップが見込まれますし、南海電鉄は、難波より北へ延伸できます。
二つ目は阪急電鉄。JR大阪駅(うめきた地下口)から阪急十三(じゅうそう)駅を経由し、JR新大阪駅まで結ぶ計画がなにわ筋線開業と同時に予定されています。実現すれば、新幹線とのアクセスもよくなります。特に話題になったのは、大阪駅うめきた地下口に導入された新たな技術です。
顔認証で通過できる改札口や電車の種類によって開閉位置が自動的に変わるフルスクリーンタイプのホームドアなどが導入です。普段大阪駅を利用しない方にも体験していただきたいです。鉄道に限らず、我が街大阪は、ここ十年で進化しています。
2025年4月13日開催予定の大阪万博まで明後日5月14日(日)であと700日。空飛ぶクルマや炎天下でも外気より冷たい放射冷却素材の建物なども楽しみです。
新たなものが生まれ、進化を肌で感じ、大阪万博開催もあっという間に迎えるのだろうと思う今日この頃です。