コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2023年4月12日かぼす って
東京ネットサポートセンター M.S
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春の気配が感じられる今日この頃。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。もう10年以上前の話になりますが、私が転勤で約5年過ごした、九州 大分県のことを書きたいと思います。
自然が豊かで、豊富な温泉、酒(焼酎)もうまい、食べ物もうまい。
たくさんのいい思い出の中でも、印象に残っているのは、かぼす です。
皆さま、かぼすってご存知ですか?
最近は、かぼすのお酒やジュースなどが多く販売されているので、名前は知っていると思いますが、実物を食べたことがある人は、意外と少ないと思います。
よく、すだちやゆずと間違えられますが、かぼすはテニスボールぐらいのサイズで、すだちやゆずと比べるとやや大きめのサイズです。
酸味の元であるクエン酸が多く含まれていますが、甘みも含まれている分、甘みと酸味の調和がとれた柔らかな味わいが魅力の柑橘類です。
香りは上品で、素材の風味を損ないません。日本における生産シェアは、大分県が98%(2018年)と圧倒的に多く、実はそのほとんどを大分県で消費しています。
大分県では、当たり前の食材であり、自宅の庭などで栽培している方も多いです。転勤してまだ間もない頃、仲良くなったクリーニング屋のおばあちゃんから、かぼすをいただいたことがあります。
「かぼすはなぁ、刺身や焼き魚や鍋の薬味に使うことが多いけど、おすすめは味噌汁や。ちょっとだけ加えてみぃ。美味しいけん。」
おばあちゃんに言われ、いただいたかぼすで、早速試してみたのを覚えています。
おばあちゃんの言う通りでした。かぼすの強い酸味で、味が引き締まりますが、独特の甘みもありめちゃくちゃ美味しい。
かぼすの出荷は、露地もので例年8月ぐらいから始まります。
都内で見かける事は少ないですが、見かけたら、ぜひ一度ご賞味ください。物産店などでは、かぼす果汁なども売ってます。これでもok
弊社には、大分支店があります。
ネット取引と併せてよろしくお願いします。