コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2023年4月 7日ビーチマネー
大阪ネットサポートセンター 井上
限られた地域や共同団体で利用できる通貨や通貨システム。
今、自治サービス施策、ポイント施策が活発です。キラキラ輝く宝石のような通貨があることをご存じですか?
2007年、湘南でスタートし、全国から世界へ広がっています。
海に捨てられた瓶などが海岸に打ち上げられ、割れたガラスは波によって角が削られ丸くなります。これがビーチグラス。
美しい色で宝石のようにキラキラ輝き、アクセサリーにも人気ですが、ゴミ拾いをしながら見つけたビーチグラスのみ、ビーチマネーショップの通貨となります。
砂浜に落ちているガラスなら何でもいいわけではありません。
波で角がなくなり丸味のある直径3センチ以上あることが条件で、ショップの判断によりますが、白色(透明)・茶色は30円、水色・緑色は50円、赤・紺・黄色、二色混合は200円ぐらいの価値です。換金できません。ビーチマネーの目的は「世界中のビーチをきれいにする」ことです。
仮想通貨ビットコインとは全く別物、貨幣価値ではなく、海をきれいにする自然環境への気持ちが価値です。海に行く、ビーチを掃除する、ビーチグラスを探す行為に
お礼、気持ちの交換としてビーチショップで色々なサービスを受けることができるのです。海に囲まれた日本、砂浜にマネー!
ただし、ビーチマネーショップでビーチグラスを使うことが目的ではありません。
ゴールはビーチグラスを含めた人工物が海辺からなくなることです。