コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2023年3月24日関西では有名「ポールウインナー」! 関東では何故知られていない?
大阪ネットサポートセンター 保田
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こんにちは。大阪ネットサポートセンターの保田です。
おやつにおかずにおつまみに、多くの関西人が慣れ親しむ「ポールウインナー」。
私も大好き。いつもおいしくいただいています。
しかし、この「ポールウインナー」(正式には「ロイヤルポールウインナー」!)、東京サポートセンターの仲間に「知っているか?」と尋ねると、「食べたことも見たことも無い」との返事。
こんなにおいしい「ポールウインナー」。何故関東では広まっていないのか!?
昔は「ふぐ」は関東では口にする人も少なかったと聞きます。交通が栄え人の流れが起き、流通の発展と共に全国どこでも各地の名産が口にできるようになっています。
今や「お好み焼き」は全国で食べられるようになったけれど、「イカ焼き(小麦粉や卵、キャベツ、ネギなどを混ぜた生地の中にイカを加え、鉄板で丸く焼き上げ、焼きあがったら甘めのソースと青のりをかけたもので関西ではソウルフード)」も「ひやしあめ」も意外と知られていない!?
関西では有名なのに関東では知られていないものはたくさん。「ポールウインナー」もその一つです。さて、「ポールウインナー」とは、ハム・ソーセージ業界大手「伊藤ハム」の主力商品の一つ。セロハンでケーシングされた細いスティックタイプのウインナーソーセージ。
そう聞くと「魚肉ソーセージ」をイメージしませんでしたか?確かに形は「魚肉ソーセージ」とよく似ています。
しかし、この「ポールウインナー」、主原料は畜肉(豚肉、マトン、牛肉を配合したもの)。
少量の魚肉(たら)も加えられていますが、基本的には肉、特に豚肉を主な材料としたウインナーソーセージです。
(伊藤ハム公式サイトより)魚肉ソーセージと比べると肉の旨味がしっかり感じ、そのまま食べても十分おいしいのですが、加熱して食べると脂が溶けてさらに美味しいです。
「ポールウインナー」は1934年に誕生し、1950年代に関西で大人気に。
関西に広まっている理由は、伊藤ハムが関西に本社を置く企業であるということ。そして、1965年からの一時期、学校給食のメニューとして採用されており「子供のころから親しんでいる味」として定着したことも理由の一つとされています。
関東へは1959年に本格進出しましたが、すでに魚肉ソーセージが圧倒的に普及しており、箱根越えは私の悲願でございます。そこでこんなものを見つけました!!
ポールウインナー目撃情報が掲載されている伊藤ハムのサイトです。全国から情報が寄せられており、関西以外でもポールウインナーを楽しめるよう伊藤ハムではこんな取り組みをしておられます。
食べたことがない方はもちろん、関西出身の関東でお住まいの方、このサイトを利用し、ぜひお近くのスーパーで探してみて下さいね。