コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2023年3月17日「春高バレー」
東京ネットサポートセンター 友澤
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東京ネットサポートの友澤です。
春高バレーとは、バレー日本一の高校を決める、歴史ある大会です。
今年も1月4日から8日まで開催され、TVでも放映されました。
以前は3月に開催されましたが、3年生が卒業のため出場できず、2011年からは1月開催に変更されたそうです。各都道府県代表の高校が、トーナメント制で試合を行います。
お正月明けの連休中、たまたまTVをつけたところ、男子・準決勝の試合がちょうど始まるところでした。家でゆっくりと過ごしていたので、この試合を見ることにしました。何年かぶりに観た「春高バレー」。
今の高校生のレベルの高さに驚きました。
私が観た男子・準決勝戦は、鎮西(熊本)VS東山(京都)。
優勝候補同士が当たり、フルセットマッチとなるまさに決勝並みの見ごたえのある試合でした。
解説の河合俊一(元全日本バレー代表)氏も「高校生のレベルではない」と解説していましたが、ハイレベルな試合でした。
ちなみに、準々決勝までは3セットマッチ。大学生、実業団や全日本が行う試合と同じ5セットマッチは準々決勝からで、3セット先取したチームが勝利となります。1セットは25点、5セット目のみ15点となります。試合内容は、1点取っては1点取られ、1セット取られては1セット取り返され、の接戦がくり広げられました。
お互いに1セットずつ取り、フルセットの5セット目までもつれこみ、5セット目も、両校のエースがスパイクを打ち合い1点を取り合います。
バックアタックも、何度も打ち合いますが、その精度・威力・高さのどれも高校生のレベルとは思えないアタックでした(しかもバックアタックは、ネットから離れたアタックラインより後ろでジャンプして打つアタックなので、難易度も高く、体力も使います)。打たれたチームも、そのアタックを懸命にブロックやレシーブします。
最後は、東山高校のエースが打ち疲れてしまい、点差が広がり勝敗がつきました。
どちらのチームも最後まであきらめず、力を出し切った素晴らしい試合で、両校の選手たちを讃えたいと思いました。勝利した鎮西高校でバックアタックを打ち続けたのは、キャプテンでした。
舛本颯真(そうま)キャプテンがインタビューで話した言葉は
「自分はキャンプテンだから、皆を勝たせてあげないといけない」。
その言葉から、技術的なレベルの高さだけではなく、高校生とは思えない意識の高さを感じ、感動しました。皆さんも、スポーツ観戦で感動を味わってはいかがでしょうか。