コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2023年3月16日春の風物詩 "いかなご"
大阪ネットサポートセンター 矢倉
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今年も買ってきました"いかなご"
"いかなご"は 漢字で≪玉筋魚≫と書きます。
東日本では「コウナゴ コオナゴ」、西日本では「新子(しんこ)」と呼ばれ"いかなごのくぎ煮"は有名です。数年前まではこの季節になると、スーパーではくぎ煮材料として、土生姜・ザラメ・醤油・みりん・料理酒の特設売り場があり、どこからか、くぎ煮を煮る土生姜の甘辛い香りがしていたものです。
近頃、スーパーでめっきり、"生のいかなご"を見ることもなくなりました。
大阪湾では2017年以降、極端に不漁に陥り、ここ数年は解禁後 2〜3日で終漁となり漁獲量が激減しています。
ちなみに今年は、
大阪湾:解禁日 3月4日 / 終漁日 3月8日
須磨灘:解禁日 3月4日 / 終漁日 未定来年以降の資源量確保につなげるためとは言え残念ですね。
来年は大漁を祈るばかりです。初めてイカナゴを炊いたのは20年前。
その当時の事です。
母に味付けの分量を聞くと、
「計ったことないから知らんわ。適当に入れて味見したらええやん」
「ええっー!」・・・
そこに、助っ人登場! 自称、"イカナゴ炊いたら日本一"の魚屋のおばちゃん。
おばちゃんからの"分量レシピ"と"アドバイス"でトライ。
【レシピ】
【アドバイス】
「分量の材料を煮立たせ、イカナゴいれたら"サッ"とお箸で通り道を作り、後は最後まで混ぜたらあかん!」炊きたての白ごはんにくぎ煮。 美味しい!
次世代にもイカナゴのくぎ煮は受け継いでいきたものです。これからも、色々な食材で美味しく春を感じてまいります。
野菜:たけのこ、春キャベツ、菜の花、ワラビ
果物:いちご、甘夏、デコポン・・・
魚 :鰆、鯛、鰹・・・