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コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」

2023年3月 9日

3月9日

ネット企画部N.H. ネット企画部N.H.



  • レミオロメンの3月9日。

    日付がそのままタイトルになっている、斬新な曲。
    祝日でも祭日でもない日ではありますが、この曲のおかげで特別な日のように思えます。

    元々は、メンバー共通の友人が39(サンキュー)の日に挙げた結婚披露宴のために
    作られた曲でしたが、出会いと別れを彷彿させる歌詞の内容と、
    お別れの季節3月ということもあり、いつしか卒業式ソングとして認識されるようになりました。

    私も中学生だったか高校生だったか、どちらかの卒業式で流れた記憶が。
    (片方は確か、EXILEの"道"だったはず....。)

    そんなことを思い出していると「今10代の子達の卒業ソングは何?」と気になり、調べてみました。

    20230309_ブログ表.png



    <調査概要>

    「楽天ブックス」のユーザーを対象にインターネット調査にて実施。2021年1月29日(金)から2月2日(火)までの期間中に集まった回答をもとに集計している(回答数:10,948名)。

    出典元:楽天ブックス(楽天株式会社)
    https://books.rakuten.co.jp/



    結果は意外や意外、今も変わらず3月9日が上位。

    割と最近の曲だしなぁと半分納得しかけたのですが、この曲の発売日はなんと
    2004年の3月9日!なんともう20年近く前の曲だったのです。(本当に?!)


    こうした年代別の話題になると、まだまだ若輩者の私でも下の世代とギャップを感じたりしますが、
    純粋に2000年代ってもう20年近く前になるのかぁ、としみじみ。

    ところで、このランキング表を見ていると、どの世代にもランクインしているのが「仰げば尊し」。



    これこそ発売から何年も経っているよなぁ、と軽い気持ちで調べてみると
    なんとこの曲が日本で発表されたのは1884年の明治時代!



    140年近くも前の曲だったのです...。(20年前なんてつい最近だ!)

    そしてもっと驚くのが、原曲は日本ではなく、アメリカの歌なんだそう。
    長年、作者不明の曲とされてきましたが(それもビックリ)、1871年に米国で出版された
    楽譜にこの楽曲が収録されていることが最近になって判明。

    日本に移植された経緯については、詳しいことはわかっておらず、今なお研究が進められています。



    「仰げば尊し」が今なお卒業ソングとして親しまれているのは、昭和から平成にかけて
    ドラマや映画に度々用いられてきたからと言われていますが...

    いつの時代も、慣れ親しんだ場所や友人と離れるのは、変わらなく寂しいもの。



    この曲の歌詞が、今の10代にも、当時10代だった人にも響く、
    普遍的なものであるということをランキングが証明しているのかもしれません。



    さて、大人になってから迎える卒業は、人それぞれ。
    私は夜中についつい何かをつまんでしまう、を卒業したい...。




    20230309_ブログ.png



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