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コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」

2023年3月 8日

花粉症にご注意!

東京ネットサポートセンター 吉越 東京ネットサポートセンター 吉越

  • 東京ネットサポートセンターの吉越です。

    マスクとティッシュが手放せない季節になってきました。


    これまで花粉症を発症しなかった人も、今年は花粉飛散量が過去10年で最悪といわれているので要注意です。

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    2月下旬からのこの時季は、すでにスギ花粉が大量に飛び始めていて、来月下旬までにスギ花粉がピークを迎え、ヒノキ花粉が飛び始める見込みです。



    日本気象協会によると、花粉飛散量は1平方センチメートルあたり「50個以上100個未満」(日ごと)が「非常に多い」。100個以上が「極めて多い」に分類されるようです。

    すでに都心部では124.4個/平方センチメートルもスギ花粉を観測しています。「極めて多い」日が出始めています。

    都の集計によると、本格的なマスク生活が始まった2020年~22年の1~5月のスギ・ヒノキ花粉飛散量は、累計2500~4587個/平方センチメートルでしたが、今年は同時期1万4100個/平方センチメートルが飛散する予想です。

    ここ数年、飛散量が落ち着いていた影響で、今年は花粉への免疫反応がより一層、強く出るかもしれません。


    「最強クラスの飛散量にどう対処するべきか?」。

    知り合いの医師に聞いたところ、

    ①「新型コロナ禍でのマスク生活により、鼻の粘膜がナイーブな状態になっているとのことで加えて、今シーズンは例年よりも花粉飛散量が増加する可能性があり、今まで発症しなかった人が発症したり、軽症者が重症化したりする恐れがあります。

    マスクを着用すれば吸い込む花粉の量は3分の1程度に軽減できるといわれているので、スギやヒノキの花粉シーズンが終わる5月ごろまでマスクを着けておいた方がいいでしょう。」

    ②「1日に10回もくしゃみをしたり、鼻をかんだりする人は重症者。こういう人はシーズンを迎える前に、体を慣らして過剰な免疫反応を抑制する「舌下免疫療法」などを受けておいた方がいいでしょう。」

    ③「シーズン中は飲み薬や点眼・点鼻薬に加え、抗体療法も有効」

    ④「体内に入ってきた異物を取り除こうとする反応を適度に抑えるのは、例えば、いろんな菌を体内に取り込んで共生することも大事。

    つまり、異物への反応を花粉の一点に集中させないことです。日ごろから発酵食品などを意識的に摂取すると、過剰な反応を抑えられる体質になることが期待できる」とのこと。


    政府は13日からマスク着用を個人の判断に委ねる方針ですが、しばらくはマスク生活を続けた方がよさそうです。

    皆様もくれぐれもご注意してお過ごしくださいませ。

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