コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2022年12月29日坊主めくり!!
大阪ネットサポートセンター 矢倉
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百人一首で遊ぶ「坊主めくり」。
お正月に親族が集まると、私は従妹達と坊主めくりをして遊びました。
字の読めない幼年の子も参加できるので、かるた取りより盛り上がり、とても楽しかったです。「坊主めくり」は、
①百人一首の読み札(絵札)をシャッフルし、裏返しにして積んだ複数の「山札」から、
②じゃんけんで勝った人から時計回りに一枚ずつ絵札を引いて、
③最後に手持ちの絵札が多い人が勝ち!
という、運で勝敗が決まるので子供も楽しめるシンプルなゲーム。百人一首の100枚の絵札の種類は「男性札 67枚(内 蝉丸1枚)・女性札 21枚・坊主(僧侶)12枚」に大きく分けられますが、
プレイヤーが絵札を引く際に、
・坊主(僧侶・法師)の絵札が出たら手持ちの札は没収される。
・次に姫(女性)の台座に色がついている絵札を引いた人が没収された絵札を貰える。
等のルールで遊ぶので、坊主を引いて悲鳴をあげたり、姫を引いて喜んだりで大盛りします。「坊主めくり」に公式ルールはなく、地域や家庭によって違うローカルルールで遊びます。
その場でルールを決めるのもアリです。
・この札を引いたら左隣の人から5枚もらえる。
など、自分たちでルールを複雑にしていけば大人も楽しむことができます。記憶をたどると、頭巾を被った蝉丸さんのルールをどうするかで揉めたような・・・。
・坊主扱いにするか?
・蝉丸を引いたらプレイヤー以外は全員没収にするか?
・即時負けにするか?
蝉丸を引いて泣いた従妹もいました。懐かしいなあ・・。≪実家にあった年季の入ったカルタ≫
お正月に親しい人が集まり、凧あげ・駒回し・羽子板・双六、昔ながらの遊びを楽しむことにより得られる物が多くありました。
今年こそは親族で集まり、昔ながらのお正月を迎えたいと思っています。皆さまも、ご親族で集まるお正月をお迎えになられるようでしたら、「坊主めくり」はいかがでしょうか?