コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2022年12月20日淡路島
大阪ネットサポートセンター 高橋
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"淡路島 かよう千鳥の鳴く声に
いく夜寝覚める 須磨の関守"
この歌は百人一首の78番で、源 兼昌(みなもとのかねまさ)という貴族の官吏が作った歌。
好きな歌の一つなのですが、
「当人が須磨の関守に赴任していた時、夜中に淡路島から千鳥が渡って来て、その鳴き声がうるさく目が覚めるのですが、真夜中に自分の孤独な境遇をひとり再認識させられる」という切ない歌です。
私は、過去に4年間程単身赴任をしていた時期がありました。我が事のように感じた歌です。単身赴任解消から早〇年・・。
真夜中に階段から落ちたりして、妻を騒がせております。さて、淡路島。
本州から淡路島に渡るには、1998年4月5日、本州の兵庫県神戸市垂水区東舞子と淡路市岩戸を結ぶ世界最長の吊り橋「明石海峡大橋」が開通するまで、テレビコマーシャルもやっていた「海のハイウェイ・淡路島フェリー」などフェリーを利用するしかありませんでした。
今でも本州(明石)から淡路島(岩屋)まで約13分で到着するフェリーはありますが、明石海峡大橋を利用して淡路島に行ってまいりました。
明石海峡大橋を利用すると、須磨から5分程度で淡路島に到着します。海が見えて脇見をすると危険ですが、気持ち良いドライブができます。
橋を渡り切ると"淡路ハイウェイオアシス"があります。
昔は高速道路での休憩場所と言えば、サービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)だけでしたが、今は、SA、PAに接続し、高速道路を出ることなく娯楽施設などのスペースを利用できる「ハイウェイオアシス」が全国で28か所あります。
淡路島ハイウェイオアシスは、フードコートにお土産屋さん、娯楽施設の観覧車まで、まさにオアシス。いろいろと楽しめます。一息ついて、淡路島観光へ。淡路島をドライブすると、かなり力を入れて町おこしをしている印象を受けました。
いたるところに、新しい娯楽施設やインスタ映えする雰囲気の良いレストランがあり、若い人でいっぱい!楽しいです。お時間がある方は、淡路島と徳島県を結ぶ「大鳴門峡」を利用し、香川県のフォトスポットで知られる「父母ヶ浜」や、先週のブログにもありました徳島県の「大塚国際美術館」はいかがでしょうか?
さて、淡路島。
淡路島は奈良時代にできた大宝律令の律令国で、淡路国と言い明治維新まで続きます。
律令国は米の取れ高によって大国、上国、中国、下国に分かれ、淡路国は下国、須磨は摂津国で上国、明石・姫路方面は播磨国と言い大国でした。
淡路国は米の取れ高も少なく、そのため"玉ねぎ"などをはじめ野菜の栽培に力を入れたとの事。今やタマネギは淡路島の名物。
名物にするまでどんな苦労や努力はいかばかりか・・。
私も、コスモ・ネットレを日本のネット証券の名物ならぬブランド力向上のため、わかりやすいサポートを頑張ってまいります。