コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2025年2月18日IoT
東京ネットサポートセンター 大田
-
東京ネットサポートセンター大田です。
例年になく寒い日が続いておりますが、みなさま体調を崩されることなくお過ごしでしょうか?
今回のテーマは「IoT(アイ オー ティー)」。
「Internet of Things」を略したもので、「モノのインターネット」と訳されます。
あらゆる「モノ」がインターネットでつながることで、生活をより便利で豊かにするとして、1999年以降注目されはじめ、一般家庭でもネット普及率が向上した現在、エアコン、給湯器、照明、冷蔵庫、洗濯機、車等、様々なモノがインターネットにつながる機器が発売されています。
IoT機器を家庭内で利用する為には、インターネット環境と無線LANルーターが必要です。また、お手持ちのスマートフォンに機器専用アプリをダウンロードすることも必要です。機器がインターネットに接続完了すると、専用アプリをダウンロードしたスマートフォンがエアコン、給湯器、照明、冷蔵庫、洗濯機、車など、さまざまな機器のリモコン代わりになり、外出先からの操作も可能です。例えばエアコン。お出かけ先でもご自宅を快適な室内温度・湿度にすることができます。給湯器は、帰宅時間に合わせてタイミングよくお風呂を沸かすことができます。照明は長期で旅行の際にも電源をオンオフ可能なので防犯対策としても利用できますし、冷蔵庫は外出先で中身のチェックもできます。自動車は、車外からスマートフォンの操作だけで、並列・縦列駐車および出庫までできる車種が販売されております。
私ごとですが、エアコンと給湯器が相次いで故障し、買い換える際、IoTに対応しているか否かを重視しましたが、実は最初に購入したIoT対応のエアコンは一度もアプリを利用することなく現在に至っており、後から購入した給湯器は毎日のようにアプリを利用しています。なぜ、せっかくのIoT対応エアコンの機能は使わず、給湯器は毎日使うのか?一つ目の理由は、待ち時間。エアコンは数分我慢すれば快適になるのに対し、お風呂は沸くのに時間がかかります。特に冬場は20分以上かかることもあり、例えばウォーキングの途中でアプリを立ち上げ「ふろ自動」をタップすることで帰宅時のタイミングに合わせて入浴することができます。二つ目の理由は、エアコンには最初から専用のリモコンがあり、わざわざアプリを使用する必要性を感じないのに対し、給湯器は台所や浴室にリモコンが備え付けられているため、スマートフォンが持ち運べるリモコンとして利用できるからです(以前使用していた給湯器はIoT非対応だったので、追い焚きをするにも家族で誰がボタンを押しに行くか揉めていましたが、今では私の専管となり、家庭円満です)。
そういえば、給湯器の多くは本体と備え付けタイプのリモコンがセットで販売されていますが、最近はIoT対応のリモコンへ変更が可能である旨のチラシも多く目にするようになりました。もしお買い替えをご検討されている方がおられましたら、費用の差額が発生するかも知れませんが、是非IoT対応リモコンをご選択されることをお勧めします!
コスモ・ネットレにログインいただき「マーケット情報」のテーマ検索でも、IoT関連銘柄の検索が可能です。
*全部小文字のiotと入力した場合は、検索結果がヒットしないためご注意くださいませ。
写真:ノーリツ「わかすアプリ」とWi-Fiと繋がった給湯器のリモコン