コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2023年10月13日交通系ICカード
大阪ネットサポートセンター 中村
みなさんこんにちは。
大阪ネットサポートセンターの中村です。
10月14日は鉄道の日です。1872年(明治5年)新橋駅~横浜駅間に日本で最初の鉄道が開業したことに由来して、『鉄道の日』とされています。
開業当時は蒸気機関車。1日9往復のみで所要時間は53分かかっていたそうです。現在は23分程度で到着しますので、日本の鉄道の進化を感じます。ちなみに、開業当時の新橋駅と横浜駅は現在とは違う場所にあったのをご存知でしょうか?新橋駅は汐留にありました。
現在、跡地には鉄道歴史展示室(旧新橋停車場)があります。横浜駅は現在の桜木町駅にありました。東海道本線がスムーズに進むように現在の位置に移転したようです。
ところで皆様は、電車に乗る際に交通系のICカードを利用されていますでしょうか?
交通系ICカードは全国各地にあり、PASMO、TOICA(JR東海)、ICOCA(JR西日本)、SUGOCA(JR九州)などがあります。
私は関西在住ですが、iPhoneに一番早く対応したSuicaを利用しています。
SuicaはJR東日本が発行している交通系ICカード。スマートフォンアプリをダウンロードして利用しています。
現金やクレジットカード等から残高をチャージすると、スマートフォンでタッチするだけで電車に乗れますし、電子マネーとして買い物にも利用できます(JR東日本管内であれば、Suicaで電車に乗るだけでポイントが貯まります)。それにしても、スマートフォンさえあれば、財布も持たなくても、電車で移動ができるようになり、便利な世の中になりました。
ちなみに在来線だけではなく新幹線も「スマートEX(東海道・山陽新幹線)」や「えきねっと(東北・北陸・北海道新幹線)」で事前予約すれば、スマートフォンだけで新幹線に乗ることもできます。交通系ICカードのデメリットをひとつ上げるとすると、残高チャージ。
チャージする手間が必要で、うっかりすると残高不足で改札やレジで止まることがあります。(オートチャージの設定も考えたのですが、関西は利用可能エリア外でした。)
最近、鉄道各社では改札をクレジットカードのタッチ決済で通過できるように準備をしているようです(東京メトロ・東急・名鉄など)。
昨今、インバウンド(訪日外国人)が増えていて、交通系ICカードを作らなくても、クレジットカードがあれば、電車が乗れるような仕組みを構築しているようです。
既に関西の私鉄である南海電鉄では一部導入しています。南海電鉄は関西国際空港に直結する路線があるため、いち早く対応したようです。(他にも江ノ島電鉄・福岡市営地下鉄も導入しています。)
ただし、こちらにもデメリットがあり、交通系ICカード(Felica)とクレジットカード(オープンループ)では規格が違うため、クレジットカード用の読み取り機が必要ですし、タッチしてから改札が開くまでの時間が交通系ICカードより遅いようです。
ちなみに世界ではクレジット決済が標準。個人的には残高チャージの必要のないクレジット決済は便利だと思いますので、今後、どんどん広がって欲しいです。なお、当社の「マーケット情報」の「テーマ別検索」では、鉄道関係の銘柄も検索可能です。ぜひご利用くださいませ。
皆様の投資の旅を支える案内人のような存在であるよう、日々努力いたします。鉄道だけに・・・。