コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2023年4月18日chatGPTとうまい棒
大阪ネットサポートセンター 堀池
-
皆様、こんにちは。
大阪ネットサポートの堀池です。既に結構な話題になっていますが、まだまだご存じない方もいらっしゃると思うので今日はchatGPTについてご紹介したいと思います。
chatGPTはOpenAIというアメリカの企業が開発し、展開しているAIが回答してくれるチャットサービスです。
OpenAIは残念なことに非上場企業なのでお客様は直接投資することはできません。
設立にはテスラ(TLSA)やスペースX(非上場)の創業者でもあるイーロンマスク氏も携わっています。
最近ではマイクロソフト社(MSFT)が100億ドル(≒1.3兆円)を出資したことでも話題になりました。chatGPTはグーグルアカウントさえ取得すれば誰でも無料で利用することができます。
アクティブユーザー数の上昇も記録的で、なんと2022年11月30日にサービスがリリースされ、2023年1月には1億人を突破したようです。
グーグル翻訳で6年半、Facebookでは4年半かかったものを2ヶ月かからずに達成したことになります。
近年に登場したサービスでもTiktokが9ヶ月、インスタグラムが2年半かかっているので、chatGPTがいかに世界から注目されているのかがわかります。
今回、記事にするにあたり、実際に使ってみました。まずはネットで話題になっていた小説の書き出しを書いてみてもらおうと思います。
おお、すごいですね。
どこからか取ってきた文章ではなく、AIが私の為に文章を生成してくれているのです。最近では文章の他にはアニメやゲームのキャラクターのイラストを自動生成してくれるAIも登場しており、
そのイラストの精度も日々向上しているようです。「AIの登場によって、人間がしている単純な仕事は淘汰される」と言われていましたが、
むしろクリエイティブだとされる職域から淘汰されつつあるのは皮肉かも知れませんね。では、私が推理小説を出版することはないのでもう少し実際に役に立てる方向で利用してみます。
今日のお昼のおやつを決めてもらおうと思います。こんなやり取りを経て、今日のおやつはうまい棒のチーズ味に決定しました。
近くのコンビニに行くとすぐに購入できました。
流石は駄菓子の代表格ですね、オフィス街にあるコンビニでもすぐに買えたのは意外でした。最終候補に残っていたコーンポタージュ味も売っていたので買いました。
チーズ味を食べた感想は、「チーズの濃厚な味わいがあり、塩気も程よく、食べ応えもありました。」(chatGPTの案内そのまま)
コーンポタージュ味は、「コーンの甘みが香り、軽やかな食べ応えでした。小さなお子様に好まれそうな味付けでありながらも大人も美味しくいただける安心感のある優しい味でした。」(chatGPTに対抗した堀池の食レポ)いやー、最近のAIってすごいですね。
ただテキストを出力するだけではなく、本当に人間味のある返事をしてくれます。ついでなので、うまい棒についても紹介しようと思います。
うまい棒は「株式会社やおきん(非上場)」から販売されています。(製造はリスカという会社です)
駄菓子と侮ることなかれ。
なんとやおきんの売上高は155億円もあるのです。(平成27年)岩井コスモ証券の同年の売上高(正確には金融業なので営業収益)は203億でしたので、当社とちょうど同規模の会社と言っても良いかも知れません。
1つ約10円の商品でそれだけの売上高を誇るやおきんは本当にすごい企業だと思います。
私自身、小学校の時の遠足のお菓子でもよくお世話になりましたし、うまい棒の発売は1979年なので、1970年代以降にお生まれの方の思い出の味を作っていると言っても過言ではないです。
今回は上場企業のお話はあまり出てきませんでしたが、世界の最先端の技術から日本のミクロ経済の話まで、直接投資に関係のない話でも様々なことにアンテナを張っていただいた方が日々の株式投資をより楽しんでいただけるかと思います。