コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2023年12月26日エアコンは6畳、10畳、14畳!エアコン選びの極意!?
東京ネットサポートセンター 大田
東京ネットサポートセンターの大田です。
みなさまお変わりはございませんか。
寒さが日増しに厳しくなる中、我が家のエアコンがとうとう寿命を迎えました。
エアコンの平均使用年数が13年と公表(内閣府消費動向調査)されているなか、22年とよく頑張ってくれました。
私は、左右にルーバーのある商品の一点買いだったのですが、目先のイニシャルコストで決めるか、ランニングコストを含めたトータルコストで決めるべきかを迷っているのであれば、参考にしていただければと思います。ある人気メーカーの14畳用エアコン(200V、20A)のネット価格を調べたところ、プレミアムモデル(以下、Pモデル)の本体価格が160,000円、スタンダードモデル(以下、Sモデル)が同80,000円と倍の価格差がありました。
Pモデルは最新のAI技術やセンシング機能が装備され付加価値の高い商品ですが、それ以上に基本能力の差が大きく省エネに貢献していることが見て取れます。
<表1>
※ダイキン社WEBカタログより抜粋<表2>
※ダイキン社WEBカタログより抜粋
エアコンの性能を示すものさしとして、より馬力が必要な暖房時の最大能力が重要と言われています。
表1のPモデルは最大値が12.2kWであるのに対し表2のSモデルは同7.3kWにとどまっております。
Pモデルは馬力がある分、短時間で温度を上げその後の稼働を抑えられることが省エネに寄与しています。
現在、東京都では東京ゼロエミポイントを実施しており、省エネ率が高いPモデルでエアコン1台あたり23,000円分の商品券が還付されますが、省エネ率が低いSモデルだと同11,000円の還元にとどまります。
このほか、スマホからエアコンの操作ができるように無線LAN接続アダプタがPモデルには内蔵されていますが、Sモデルだと別売となり1万円ほどする模様です。この2点だけでも価格差が8万円から6万円まで縮まります。
さらに、消費電力量期間合計に電気代の単価(31円/kWh)を掛ければ年間の電気代の目安が計算できます。
Pモデルの1年間の電気代は33,046円(1,066kWh×31円)ですが、Sモデルは同47,864円(1,544kWh×31円)に跳ね上がるため、年間15,000円ほど差が縮まります。
つまり、6万円あった価格差は4年で同等となり、平均使用年数の13年使用できたとすれば、逆にPモデルの方が135,000円お得になります。是非、目標年度2027年の省エネ基準達成率100%以上を目安に商品選びをしていただければと思います。ここからは余談となります。
先ほどのメーカーのPモデルは6畳、8畳、10畳、12畳、14畳、18畳、20畳、23畳、26畳、29畳の10種類がラインナップされています。
暖房の最大能力に注目しますと6畳と8畳は同じ、10畳と12畳も同じ、14畳から29畳も差がありません。
エアコンは6畳、10畳、14畳以外買うなと言われる所以です。マーケット情報のテーマ検索で「エアコン」と入力して検索していただきますと、関連銘柄が27社表示されます。関連度80%、70%と高い2社につきましては、壊れにくいエアコンとして評価が高い会社のうちの二つです。