コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年8月15日「うなぎ」
東京ネットサポートセンター 町田
毎日、暑い日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
暑い夏を乗り切るためには、食事に気を遣いたものです。
私にとって夏バテ防止に欠かせない食べ物・・・
それは土用の丑の日と言わず一年を通じて食べる「うなぎ」の蒲焼です。
盛り付けたご飯に「うなぎ」の蒲焼きをのせた重箱の蓋を開けたときの香ばしさ、そして濃厚なうま味、ふんわり柔らかな食感、その魅力をあげればキリがありません。
日本人にとってなじみ深く、その食文化にも欠かせない「うなぎ」!!!
しかし、長らく生態が明らかにされてこなかった、謎の生き物でもあります。
今回は、不思議な「うなぎ」の生態をご紹介いたします。
〇「うなぎ」は回遊漁
※水産庁のHP参照
「うなぎ」は淡水魚でも海水魚でもありません。
一生のうちに海と川を行き来する「回遊魚」と呼ばれる魚です。
5年から10年の間、川や湖で過ごした後、親「うなぎ」は産卵のため日本から2000キロ以上はなれたマリアナ海嶺をめざし、一生を終えます。
サケやアユのように海で育ち川で産卵する魚は多く知られていますが、「うなぎ」は、反対に川や湖でくらし、産卵のために海に戻るめずらしい魚なのです。
〇どうやって日本に戻ってくるの?
卵からふ化した「うなぎ」は、まず「レプトセファルス」と呼ばれる1~6cmの柳の葉のような形をした透明な幼生になり、海の中を浮遊しながら育ちます。
その後、北赤道海流に乗りフィリピン近くの海域に移動、次に黒潮の流れに乗って日本に戻ってきます。
川の河口の近くに到達すると、シラスウナギと呼ばれる稚魚に変態をはじめます。
接岸したシラスウナギを採捕する「シラスウナギ漁」は冬の風物詩のでもあります。
〇「うなぎ」は雌雄胴体
「うなぎ」の性別は生まれながらに決まっていません。
環境によって決まる「雌雄同体」です。
私たちが食べている養殖「うなぎ」はオスだと思ってまず間違いありません。
天然のうなぎは、川を遡上する頃は全てがオス、川を下って海にたどり着いた頃に、メスに転換する者が出てくるそうです。
〇うなぎの旬はいつ?
土用の丑の日に「うなぎ」を食べる習慣があることから、「うなぎ」の旬は夏だと思い込んでいませんか?
それは、天然「うなぎ」と養殖「うなぎ」によって違うようです。
天然の「うなぎ」は、水温が下がり始める頃に、たくさん栄養をため込み冬眠します。
10月以降が、天然の「うなぎ」の旬とされています。
しかし、流通している「うなぎ」の99%は養殖もの。
毎年12月ごろに「シラスウナギ」漁で捕獲した稚魚を養殖場で大きくなるまで育てます。養殖「うなぎ」は天然とは違い、温度管理などを調整しながら育てられ、食べごろを見計らって出荷されるために、基本的に旬はないそうです‼
〇栄養満点の「うなぎ」
世界で獲れる「うなぎ」のおよそ7割、を日本人が食べているといわれています。
その食の歴史はかなり古く、縄文時代の遺跡から「うなぎ」の骨の一部が確認されほどです。夏バテに効くといわれる「うなぎ」は、天然のビタミン剤と言われるほどビタミンが豊富。ビタミンA、B群、ビタミンE・DのほかにEPAやDHAなど身体によいとされる栄養素が多く含まれています。滋養強壮、栄養ある食品としてその効果は古来より注目されてきたことが伺えます。
〇ニホンウナギの完全養殖
近年は捕獲されるシラスウナギの漁獲量も年々は減り続け、取引価格も高騰しています。
そして、絶滅危惧種として、その将来を危惧されてきた「うなぎ」ですが・・
先日、希望が持てるニュースが発表されました。
水産研究・教育機構(横浜市)を中心とする研究グループが、課題であった人工稚魚の生産コストを大幅に引き下げることに成功したとの研究成果が発表されました。
「ニホンウナギの完全養殖技術の実用化まで、あとひと頑張り」だそうです。
「完全養殖のうなぎ」が遠くない未来に食卓にやって来る日が楽しみです。
まさに夢の技術の今後に期待したいですね!!
さて、「うなぎ」と言えば「ご馳走です」です!!!!
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