コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年4月18日126の法則
東京ネットサポートセンター 原田
こんにちは、東京ネットサポートセンターの原田です。
新NISAがスタートし、当社でも「つみたてNISA」を申し込まれるお客様が増えております。
「つみたて方式」をあえて選ぶ理由として、海外資産に投資する際の「投資の時期の分散」と「為替変動リスクを軽減する」(ドル・コスト平均法)ためとの投資家も多いようです。
前回は、一括投資した場合にお金が2倍になるまでの期間がわかる「72の法則」を紹介しましたが、
今回は、積立投資した場合にお金が2倍になるまでの期間がわかる「126の法則」を紹介いたします。
●「126の法則」の公式
126÷金利(%)=積立投資でお金が2倍になる期間(年)
126の法則の公式の使い方は、前回紹介した72の法則と同じです。126を金利で割れば、積立投資でお金が2倍になる期間がわかります。具体的には、
・1%で運用した場合:126÷1=126 約126年
・2%で運用した場合:126÷2=63 約63年
・3%で運用した場合:126÷3=42 約42年
・4%で運用した場合:126÷4=31.5 約31.5年
・6%で運用した場合:126÷6=21 約21年
・8%で運用した場合:126÷8=15.75 約15.75年
となります。
たとえば、毎月1万円ずつ42年にわたって積立投資を行い、年3%で運用できたとします。このとき、42年後の投資元本は504万円で、資産合計は1008万円になるというわけです。23歳から65歳までの42年間で、毎月2万円ずつ積立投資して、年3%で運用できれば、65歳時点で2016万円が貯まっている、と考えることもできます。以前話題になった「老後資金2000万円」も、毎月2万円の積立投資で用意できる計算です。
126の法則の計算結果をみると、できれば年利3%以上は欲しいことがわかります。いくら資産が2倍になるといっても、年利1%・2%の場合の投資期間は、現実的ではないでしょう。また、年利3%でも42年かかるのは長い...と思われるかもしれません。しかし、リスクとリターンは表裏一体です。高い運用利率を狙うと、その分値下がりのリスクを抱えることは覚えておきましょう。
126の法則は、慶應義塾大学理工学部の枇々木規雄(ひびき・のりお)教授が提案した法則です。積立投資をした場合にお金が2倍になるまでの期間が簡単に計算できます。
(※1)枇々木教授は他にも、積立投資でお金が3倍となる「190の法則」や、積立投資でお金が1.5倍となる「76の法則」も紹介しています。いずれも、計算方法は72の法則・126の法則と同じです。
(参考サイト)
余談ですが、当社でのつみたて方式は、
「NISA(成長投資枠)」
「NISA(つみたて投資枠)」
「課税(特定・一般)」
の3通りからお選びいただけます。
なお、つみたてNISAで人気のある主な投資信託は下記URLをご参照ください。
<ネット取扱いのつみたてNISA対象ファンド>
https://apl.wealthadvisor.jp/webasp/iwaicosmo-c/pc/fund.aspx?theme=4
ネット取扱いのつみたてNISAで人気がある投資信託は
・<三菱UFJ>eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・<三菱UFJ>eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
といったところです。
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