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2025年10月21日

10月21日は「バック・トゥ・ザ・リサイクルの日」!映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が示す未来へのヒント

ネット取引統括部長 山形 光 ネット取引統括部長 山形 光

  • 皆さん、10月21日という日付に特別な意味があることをご存知でしょうか?

    この日は、1985年に公開されたSF映画の金字塔『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』で、主人公マーティ・マクフライと科学者ドク・ブラウンがタイムスリップする未来の日付、2015年10月21日にちなんで制定された「バック・トゥ・ザ・リサイクルの日」です。

     

    このユニークな記念日を提唱したのは、使用済み衣料品から新しい資源を生み出すなど、革新的なリサイクル技術を開発している「日本環境設計株式会社」です。彼らがこの日を選んだのには、映画に登場するあの印象的なタイムマシン、デロリアンが大きく関係しています。映画の中のデロリアンは、生ゴミなどの廃棄物をエネルギー源に変換する装置「Mr.Fusion(ミスター・フュージョン)」によって未来へと旅立ちます。この描写は、まさに「廃棄物を資源に変える」という同社の理念と強く結びつくものなのです。


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    日本環境設計株式会社は、この「バック・トゥ・ザ・リサイクルの日」に、単なる記念日以上の意味を与えました。彼らは、実際に不要になった衣料品を回収し、そこからバイオエタノールを生成。そのバイオエタノールを燃料として、本物のデロリアンを走行させるという夢のようなプロジェクト「FUKU-FUKU×BTTF GO!デロリアン走行プロジェクト」を実施しました。このプロジェクトは世界中で大きな話題となり、単なるノスタルジーに留まらず、「石油に頼らない持続可能な社会」の実現に向けた彼らの真剣な取り組みを象徴するものとなりました。

     

    映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズは、未来の世界を楽しく描きながらも、環境問題や資源の有限性といった現代社会が抱えるテーマをさりげなく示唆していました。デロリアンが「ゴミ」を燃料に走るという設定は、当時の私たちにとってはSFの中の出来事でしたが、今や「資源循環型社会」の実現に向けた具体的な技術開発が進み、現実味を帯びてきています。

     

    「バック・トゥ・ザ・リサイクルの日」は、私たち一人ひとりが日々の生活の中で「リサイクル」について考え、行動を起こすための素晴らしいきっかけとなります。例えば、着なくなった服のリサイクル、食品廃棄物の削減、プラスチックごみの分別徹底など、私たちにできることはたくさんあります。

     

    私たちが今日行う小さなリサイクルの積み重ねが、未来の地球をより良いものに変える大きな力となります。まるでデロリアンが時間を超えて未来へ飛び立つように、私たちもリサイクルを通じて、持続可能で豊かな未来へと向かう一歩を踏み出しませんか?この「バック・トゥ・ザ・リサイクルの日」に、私たち自身の「未来を創る」意識を再確認してみましょう。


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