コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2023年6月28日上海モバイル見本市-2023-
大阪ネットサポートセンター 宮村
-
MWC上海(Mobile World Congress Shanghai)は、毎年中国の上海で開催されるアジア最大の通信業界のイベントで、国際的な展示会です。
GSMA(GSM Association)が主催し、世界中のモバイル通信事業者、デバイスメーカー、ソフトウェアプロバイダー、ネットワークインフラプロバイダーなどが参加します。
今年は、6月28日から30日にかけて上海新国際博覧センター(SNIEC)において開催され、多くの来場者が見込まれています。展示会では、新しいモバイルデバイスやサービス、インフラストラクチャの展示やデモンストレーションが行われ、業界の最新のイノベーションや未来の研究内容等を紹介します。
そういう意味では、MWC上海はモバイル通信業界の関係者にとって重要なイベントで、参加者はビジネスのネットワーキングやパートナーシップの構築、知識の共有、市場動向の把握などを目的に参加しているようです。また、セミナーや講演、パネルディスカッションなどのプログラムも開催され、業界の専門家による洞察やトピックについての討論が行われます。
今回のイベントテーマは、「明日科技-将(將)至已至」。
日本語に直訳すると、「明日のテクノロジー‐やってくる」となります。
テーマの骨子は「5G、6G、イマーシブテクノロジーに関するトピックスと、それらがどのように私たちの業界を形成し、より明るい未来を創造してゆくかをご覧いただくこと」が主な内容のようです。
5Gは聞いたことあるが、6Gて?イマーシブテクノロジーって何?と思われたかもしれません。
6Gは簡単に言えば、第6世代移動通信システムのことで、現在われわれが通常使用している通信が4Gなので、その次の次の世代となります。
データ送信の容量やスピードが想像できないくらいに進化するレベルになるため、自動運転が日常的な運転になることはもちろん、仮想現実の環境もスムーズになり例えば遠隔手術も普通に行われるようになると言われています。
イマーシブテクノロジーとは、わかり易く言えば想像の世界へ足を踏み入れることを可能にする技術で、没入型体験を実現します。
代表的なものとしてはVR(ヴァーチャルリアリティ)があります。
映画の世界ではすでに「アバター」や「マトリックス」等の大ヒットした中にも、多くの仮想現実の世界が描かれ、いずれは現実化しそうな内容ですよね。拡張現実とメタバースの研究は、現在は5Gをベースに仮想の世界におけるイノベーションを実現する上で重要な役割を果たします。
今後5年間で革命が起こるとも言われているようです。
展示会では、この仮想ビジョンを実現し人々の距離を近づける方法を模索し、仮想現実の実現に向けて行われている技術に触れることができるようで、参加してみたいけれど、上海となると気軽にはいけないなあ・・。株式市場でも5G、6G、仮想現実、等々に関連する銘柄は、ここ数年注目されています。
私共のログイン後の画面では、銘柄選びに便利なテーマ別検索ができますが、「個別銘柄に投資するのは怖い」と思われる方は、投資信託はいかがでしょうか?
ログイン後の画面で「投資信託」の項目をクリックしていただきファンド名に「5G」と入力し検索すると該当する銘柄が出てまいります。また私共のホームページでは取り扱っているファンド一覧やランキングを見ることができます。銘柄をクリックするとそのファンドの詳細が確認できるので「こんなテーマに投資するのもアリかなあ?」とか、添付されている月報や報告書を開くと組み入れ銘柄が公表されているので「こんな個別銘柄が投資されているんだ!」と、投資の参考にされるのも面白いと思います。