オプション取引の決済方法にはどのような方法がありますか?
反対売買による決済と権利行使または権利放棄による決済があります。
1. 反対売買による決済
取引最終日までに、オプションの買方は転売、売方は買戻しにより、取引代金を授受することで決済します。
取引最終日は、各限月の第2金曜日(休業にあたるときは順次繰上げ)の前営業日の日中取引です。
2. 権利行使と権利放棄(権利消滅)
日経225オプション取引は、取引最終日の翌日のみ権利行使が可能なヨーロピアンタイプのオプション取引です。権利行使がなされると、権利行使価格と特別清算値(SQ値)との差額で決済されます。
・アウト・オブ・ザ・マネー(コールではSQ値<権利行使価格、プットではSQ値>権利行使価格)の場合
オプションは自動消滅します。(オプションの自動権利消滅に手数料はかかりません。)
・アット・ザ・マネー(SQ値=権利行使価格)の場合
オプションは自動消滅します。(オプションの自動権利消滅に手数料はかかりません。)
・イン・ザ・マネー(コールではSQ値>権利行使価格、プットではSQ値<権利行使価格)の場合
オプションの買建玉は自動権利行使されます。(権利の自動行使には手数料がかかります。)
なお、利益が最低手数料に満たない場合は権利行使いたしません。
権利行使が行われた場合、売方は権利行使価格とSQ値との差額に相当する金銭を支払うことになります。(手数料が別途必要です。)
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