FX（外国為替証拠金取引）で発生した利益（決済で発生した売買差益およびスワップポイント収益）は、「雑所得」となり、税率20％（所得税：15％、住民税5％）※の申告分離課税となり、確定申告をする必要があります。
なお、取引所FX、店頭FXやその他の株式先物・商品先物取引との損益通算を行うことができます。また、その年に控除できない損失が発生した場合は、翌年以降繰越することができ、翌年以降3年以内の利益と通算することが可能です。
3年間の繰越控除の適用に際しては、損失が発生した年、かつその年の翌年以降も損失を繰り越す期間は連続して確定申告を行うことが必要です。
※2013年1月からは復興特別所得税として、所得税額に2.1％乗じた金額が加算されるため20.315％（所得税15.315％、住民税5％）となります。