証拠金・ロスカット｜CFD取引所CFD(くりっく株365)

証拠金・ロスカット

証拠金

証拠金基準額

ポジションを維持するために必要な証拠金額のことで、評価損等の拡大により有効証拠金額がこの金額を下回ると証拠金不足になります。証拠金基準額は東京金融取引所の定めるものとなります。詳細については、東京金融取引所の「くりっく株365」ホームページをご覧ください。証拠金基準額は、市場の価格変動に応じて毎週見直し・算出が行われます。

発注証拠金額

注文を発注するために必要な証拠金額のことで、当社における発注証拠金額は証拠金基準額と同額です。
※発注証拠金がマイナスの場合は、決済注文であっても発注できません。

金利相当額(買い手：支払い/売り手：受取り)

取引所CFD(くりっく株365)において買建玉を保有している場合は、建玉枚数に応じた金利相当額の支払義務が生じます。逆に売建玉を保有している場合は、建玉枚数に応じた金利相当額を受取ることができます。

※DAX®、金 ETF、原油 ETFについては、配当相当額の受払は発生しません。

【金利相当額の算出方法】

以下の方法により計算されます。

（計算方法）　日経225 リセット付証拠金取引の場合
清算価格×100×円金利（無担保コール翌日物金利）×日数÷365

・日経225 リセット付証拠金取引・日経225マイクロリセット付証拠金取引
無担保コール翌日物金利

・NYダウ・NASDAQ-100 ・ラッセル2000 ・DAX®・FTSE100 リセット付証拠金取引

・原油 ETF ・金 ETF ・プラチナETF・銀ETFリセット付証拠金取引
全銀協 TIBOR 運営機関が公表する日本円 TIBOR 12か月物金利

※リセット日には金利相当額の受払は発生しません。

配当相当額(買い手：受取り/売り手：支払い)

取引所CFD(くりっく株365)において買建玉を保有している場合は、配当落ちが発生する都度、建玉枚数に応じた配当相当額を受取ることができます。逆に売建玉を保有している場合は、建玉枚数に応じた配当相当額の支払義務が生じます。

※DAX®、金 ETF、原油 ETFの各商品、リセット日については、配当相当額の受払は発生しません。

【配当相当額の算出方法】

日経225証拠金取引・日経225マイクロリセット付証拠金取引の場合：
日経225証拠金取引・日経225マイクロリセット付証拠金取引における配当相当額は日本経済新聞社の予想配当データをもとに東京金融取引所によって算出されます。

・NYダウ証拠金取引・NASDAQ-100・ラッセル2000 ・DAX®・FTSE100証拠金取引証拠金取引の場合：
原則、NYダウ証拠金取引についてはS&P社が、 NASDAQ-100証拠金取引についてはNasdaq, Inc.が、FTSE100証拠金取引についてはFTSE社がそれぞれ算出する予想配当数値をもとに東京金融取引所によって算出されます。
配当相当額の詳細については、こちらをご覧ください。

アラート・証拠金不足・ロスカット

有効証拠金額と必要証拠金額の割合(有効比率)がそれぞれの計算の基準になります。

1)アラート基準

取引所CFD(くりっく株365)では、お客様への評価損が拡大している状況に対する注意喚起のために、有効比率が一定の基準値(口座開設時は120％※)に達しますと、アラート(アラートメールの送信)が出ます。

※基準値の設定はお客様ごとにご希望の水準に変更可能です。

2)証拠金不足基準

取引終了時点で有効比率が基準値（100％）を割り込むと、証拠金不足になります。つまり、証拠金不足かどうかの判定のタイミングは、1日1回(毎朝取引終了時)です。
証拠金不足が発生した場合は「証拠金状況」画面の「前日証拠金不足額」の金額以上を発生日(当日が土日、祝祭日で銀行休業日の場合は翌銀行営業日)の翌午前2時までにご入金確認が出来るようお手続きしてください。期限までに当社で入金が確認できない場合は、未約定で取消可能なすべての注文を取り消すとともに、すべてのポジションを反対売買で決済いたします。また、お客様側で全ポジションを決済された場合、またロスカットされた場合でも、一旦発生した証拠金不足は解消されず、期日までの入金がない限り、証拠金不足の状態は継続しています。そのため、お客様側での決済、またはロスカット後、新規建てされたポジションは翌日午前2時以降に強制決済されますのでご注意ください。

※クイック入金（即時入金）以外の入金方法（銀行窓口、ATM等）の場合は、入金期限までの取扱いであることをご確認のうえお手続きください。

3)ロスカット基準

損失の拡大を防ぐことを目的として、取引システムは、ロスカット(すべての保有ポジションに対して自動的に反対売買を行うこと)を実行します。
両建てポジションについては、建玉整理されます。
ロスカットが働くタイミングは、有効比率が75％に達した時点です。ロスカット基準値に達しているかどうかの監視時間は5分ごとです。

有効比率

必要証拠金額	発注証拠金額 × 保有ポジションの枚数(同一株価指数の両建の場合は買建玉と売建玉の差)
有効証拠金額	証拠金預託額＋評価損益相当額＋金利相当額＋配当相当額＋決済損益予定額－未払手数料(内、手数料未徴収額)
有効比率	有効証拠金額／必要証拠金額×100

アラート・証拠金不足・ロスカット基準

アラート基準	120％(初期設定)※お客様ごとにご希望の水準に設定可能
証拠金不足基準	100%
ロスカット基準	75%

ロスカット機能について

取引所CFD(くりっく株365)では独自のロスカットルールを設定しています。

ロスカットが実行される仕組み

有効比率が120％(初期設定)以下になると、アラートメールによって「ご注意ください」という通知が行われます。相場が回復せず、さらに有効比率が75％以下になると、保有するすべてのポジションで、決済が自動的に行われます。

保有ポジションに取引時間外の商品がある場合、ロスカットの判定・執行は下記のとおり行われます。
1. 一商品でも取引時間中の商品があればロスカット判定を行い、有効比率≦75％となった場合には取引時間中の全商品に対する有効注文取消と建玉の決済(ロスカット)を行います。
2.「1.」でのロスカット処理後に有効比率≧75％となった場合でも、次に取引開始時間を迎える商品も順次ロスカット処理が行われます。

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金融商品の取引にかかる手数料およびリスクについて

当社が取扱う商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。
商品ごとに手数料等およびリスクは異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面、目論見書、お客様向け資料等をお読みください。

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