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外国債券とは

債券とは

国(国債)や国際機関、地方公共団体、金融機関、企業(社債)等が、資金調達のために発行する有価証券で、各発行債券ごとに利率・利払日、償還日などの条件が決められます。債券の購入者は発行者に資金を貸していることになり、発行者は購入者に対し、利払日に決められた利金と、償還日に元本の支払義務があります。

外国債券とは

一般的に外貨建て債券をイメージしますが、通貨・発行体・発行市場のいずれかが外国であれば「外国債券」として分類されます。国内で外貨建てで発行される債券や、海外で円建てで発行される債券も外国債券といえます。

○外国債券の要件

商品分類

外貨建て債は、先進国通貨と新興国通貨に分類されます。また、数種の利払形態があります。詳しくは、「外国債券の種類と選び方」をご覧ください。
円建の外国債券は、通常の利付債・割引債の他に、通貨・インデックス・個別株等に連動する仕組債もあります。

リスク

主に下記のものがあげられます。

  1. 1、価格変動リスク:中途売却の場合には、売却時の債券市況や金利水準により、債券の売却価格が変動し、外貨ベースの買付価格を下回ることもあります。
  2. 2、為替変動リスク:外貨建てで発行される債券については、為替相場の変動により、お受取り円貨金額は増減し、損失を被ることがあります。詳しくは、「外国債券と為替変動」をご参照ください。
  3. 3、信用リスク:発行体の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化等により、元本や利息の支払能力(信用度)が変化し、損失を被ることがあります。
  4. 4、流動性リスク:中途売却の際、市場機能の低下により損失を被ることや、債券の換金や円転ができない場合があります。
  5. 5、カントリーリスク:通貨発行国の政治・経済・取引規制等の変化により通貨交換の停止等のカントリーリスクがあります。これにより損失を被ることや、債券の換金や円転ができない場合があります。

外国債券と為替変動

外貨で発行される外国債券の場合、利金や償還金を受取る際、または中途売却時の売却代金を受取る際、為替水準によって円貨での受取金額が変動し、購入時よりも円安になれば利益が発生し、円高になれば損失が発生することとなります。
利回りの高い債券であれば、購入時よりもある程度円高になっても、投資収益で為替差損をカバーできることも想定できます。

例、米ドル建外国債券を額面1万米ドル購入した場合

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