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2026年6月29日
大阪ネットサポートセンター 保田
みなさん、こんにちは!大阪サポートセンターの保田です。
いま株式相場で常に主役を張っているテーマといえば、そう、「半導体」ですよね。
日々ニュースで見かけない日はない半導体ですが、みなさんは2021年〜2022年頃の「半導体不足で車が全く作れない・届かない」という異常事態を覚えていますか?
今回は、先日、車の車検でディーラーさんを訪れた際に教えてもらった「自動車と半導体の知られざる現在のリアル」についてお届けします!
当時の大混乱は、
・コロナ禍の「おうち時間」でPCやゲーム機需要が爆発
・自動車メーカーの需要予測のズレ
・国内外の半導体工場の火災や寒波による操業停止
等、いくつかの不運が重なったことにより起きました。
供給の糸が完全に切れてしまい、多くの自動車工場が「半導体がない」という理由で何日もストップ。人気車種の納期はなんと「4年〜5年」と表示され、受注停止が多発しました。
新車が届かないため中古車市場に人が殺到し、「中古車の価格が新車より高くなる」という前代未聞の逆転現象まで起きたのは記憶に新しいところです。
その後、2023年〜2024年にかけて世界的なサプライチェーン(部品供給網)の再構築が進み、2026年現在では「かつてのような壊滅的な不足は終わった」と言えます。
が、しかし・・・!
ディーラーの担当者さんに詳しく聞いてみると、「100%完全に元通りになったかというと、実はそうとも言い切れない」という深〜い大人の事情が見えてきました。
現在も影響が残っている「3つの理由」
世界中で半導体工場の新設や増産が進み、自動車の生産台数自体はコロナ前の水準に戻っています。それなのに、なぜまだ一部で納期が長いのか?理由は以下の3つです。
① 「バックオーダー(受注残)」の消化に追われている
ピーク時に溜まりに溜まった「注文したのにまだ作れていない車」の山を、メーカーは今も必死に消化しています。工場が稼働しても、まずは過去の予約分から出荷されるため、一般ユーザーが「納期が早くなった!」と実感するまでにはタイムラグがあるのです。
② 車の「高度化」で必要な半導体の数が激増している
現在の車は、一昔前に比べて使う半導体の数が劇的に増えています。自動ブレーキなどの運転支援システム(ADAS)、ネットと繋がるコネクテッド機能、そしてEV(電気自動車)やハイブリッド(HEV)技術の進化により、車1台あたりに必要な半導体の数はピーク時の数倍に。供給量は増えたものの、車側の必要量も増えているため、常にギリギリのバランスが続いています。
③ 「先端半導体」と「レガシー半導体」のアンバランス
今、世界中の半導体工場はAIブームに向けて「最新の超高性能な半導体(先端品)」の製造に莫大な投資をしています。しかし、自動車の窓の開閉、パワーシート、メーターなどに使われるのは、昔からある「安価で枯れた技術の半導体(レガシー品)」です。このレガシー品の生産ラインは世界的にそれほど増えていないため、部分的なパーツ不足が突発的に起きやすくなっています。
まとめ
現在は「半導体がなくて車が作れない」というよりは、「ハイブリッド車や最新の安全装備がついた車に注文が集中しすぎて生産が追いつかない」という健全な需要過多による納期遅れがほとんどだそうです。
逆に、ガソリン車や比較的シンプルな装備の車であれば、以前のように1〜2ヶ月でサクッと納車されるケースもかなり増えているとのことでした!
次回自分が車を乗り換える時はどうなっていることやら・・・と気になるところですが
もう一つ気になるのが「今の半導体相場」ですよね。
マーケットが気になる方は、コスモ・ネットレチャンネルでチェックしてください!