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コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」

2025年11月 6日

「え、これ方言なん!?」関西人が無意識に使う関西弁に迫る!

大阪ネットサポートセンター 堀池 大阪ネットサポートセンター 堀池

  • 大阪ネットサポートセンターの堀池です。皆さんは、方言で話して相手に誤解された経験はございませんか?

     

    先日、先輩があるお客様に「お電話を置かせていただきます。」と言って電話を切ったところ、そのお客様から「電話が切れてしまった!」と、お叱りのお電話をいただくということがありました。お客様は関東の方で、「「電話を置く」という表現は、関西弁ではないのか?」、「(お客様は)「電話を置く」とは言わないので「保留にする」という意味かと思った」とおっしゃられたとのこと。

     

    言葉の使い方に気をつけるべく、このご指摘は、部内で共有されました。私自身は「電話を置く」という表現は普段使わないものの、標準語だと思っていたので、ネットで調べたところ、確かに関西弁であると出てきて、とてもびっくりしました。「電話を置く」=「電話を切る」は、「電話を置く」→「受話器を置く」→「電話を切る」という流れを表現しているもので、関西弁であるという認識が一切ありませんでした。

     

    関西人には自覚のない関西弁がたくさんあります。「片づける」=「なおす(直す)」は、他のエリアの方にとっては全く意味が通じませんよね。

     

    そこで今回は、関西人が「これって標準語やと思ってた!」と驚くような、無意識に使っている関西弁について、AIに質問して調べてみました。

     

    AIの回答と、私自身の気づきを交えながらご紹介します。

    • なおす:片づける。「机の上のもん、なおしといて」のように使います。
    • つれ:友達。「つれが後から来るわ」のように、標準語の「連れ合い」(恋人や配偶者)とは異なり、友人を指すニュアンスが強いです。
    • 行きしな:行く途中。「行きしなにコンビニ寄るわ」
    • さら:新品。「この服、さらやで」
    • つぶれてる:壊れてる。「このスマホ、つぶれてるわ」のように、物が「故障する」・「使えない状態になる」というニュアンスで使われます。
    • さぶいぼ:鳥肌。「感動してさぶいぼ立ったわ」
    • いちびる:調子に乗る。「いちびっとったらあかんで」
    • ぬくい:あたたかい。「この部屋、ぬくいなぁ」
    • ほかす:捨てる。「それ、ほかしといて」
    • めばちこ:ものもらい。「目ぇ、めばちこできたわ」
    • 冷コ(レイコ):アイスコーヒー。昔から使われる略語で、タレントが使うのを聞いて全国共通だと思っていました。
    • カッターシャツ:Yシャツ。1918年に大阪のスポーツメーカー「ミズノ」が発売した商品名が関西で定着したものです。
    • モータープール:駐車場。「車、モータープールに停めた」
    • こける:転ぶ。「階段でこけたわ」
    • こそばい:くすぐったい。「足の裏こそばいねん」
    • ええで:いいです
    • あかん:だめ

     

    これらの言葉は、関西では日常的に使われているので、関西人は方言だと気づかずに使っていることが多いです。他県の人に「それ何?」と聞かれて初めて「え、これ方言なん?」と驚くパターンが多いですね。

     

    他にも「遠慮のかたまり(最後に残った一個)」や「押しピン(画鋲)」など、文化的背景が垣間見える言葉もあります。

     

    皆さんの地元にはどんな方言がありますか?もしかしたら、皆さんが標準語だと思っている言葉にも実は方言が含まれているかもしれません。「この言葉はどうかなあ?と思った時は、小学生の頃の国語の教科書に載っていたかを思い出すと良い」と上司に言われましたが、なかなか覚えていないものですね。

     

    最後になりますが、私の地元ではケンタッキーフライドチキンは「ケンチキ」と呼びます!