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コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」

2025年9月10日

雷ゴロゴロ、稲妻ピッカリコ

大阪ネットサポートセンター 井上 大阪ネットサポートセンター 井上

  • こんにちは。大阪ネットサポートセンターの井上です。

     

    皆さん、雷様を「鬼」だと思っていませんか?

    どちらも角があり虎のパンツ(ふんどし)姿。


    牛の角に虎のパンツ(ふんどし)は「鬼門の方向=丑寅の方向」であることから、鬼門を表している服装です。違いと言えば、鬼は手に金棒などを持ち、雷様は太鼓を背負っているくらいなので、間違いやすいのですが、雷様は神様で、鬼は黄泉の国の出身。 

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    古来、超自然的な存在であり恐怖をもたらすものに「鬼」をあてはめますが、雷様と鬼が混乱されがちな理由は、古事記や日本書紀神では「黄泉の国に伊邪那美を迎えに行った伊邪那岐を、伊邪那美の身体に生まれた火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)など八種の雷神が追いかける」という話があるため、その恐怖からの混乱もあります。

     

    雷神は海外にもいます。ギリシャ神話の「ゼウス」は、カミナリを操って戦うオリンポスの最高神です。


    また、実在の人物でありながら亡くなったあと天神(雷の神)になったとされ祀られているのは、学問の神様「菅原道真(すがわらのみちざね)」。

     

    いずれの雷神にも、畏怖の念を抱きます。

     

    さて、平年なら雷を伴った土砂降りの雨が降ると「夏が始まるなあ~」と思うのですが、今年は梅雨明けも遅れ、猛暑も、8月の雷もすごかった!


    前線がどうしたとか、気圧がどうしたとか、あまり詳しくはないですが、下記の通りまとめてみると地球が生きているように感じておもしろい。


    【春雷】

    春分の頃から5月ごろにかけての雷。シベリア高気圧の勢力が弱まり、偏西風に乗った移動性の高気圧と低気圧によって、寒冷前線付近では、冷たい空気に潜り込まれた暖かい空気が急に上昇することで積乱雲が発達します。ひょうが振りやすいのが特徴です。


    【夏雷】

    6月から8月にかけての雷。夏の強い日差しによって地面が暖められた空気が上昇気流となり、発達した積乱雲(かみなり雲)ができ、雷が発生します。夕立をもたらすのはそのためです。


    【秋雷】

    9月から11月にかけての雷。秋雨前線や温暖前線の通過に伴い発生し、長雨の原因になることがあります。


    【冬雷】

    12月から2月にかけての雷。冬型の低気圧や寒冷前線の通過に伴い発生しますが、比較的稀な減少です。

     

    さて、株式投資をしていると「稲妻が輝く瞬間」に出合うと言われます。


    駆け上がるように一気に大きく上昇する日「ベストデー」が、いつ来るかはわかりませんが、苦痛の下げ相場の後に発生すると言われ、株式投資を続けていれ必ず出合えるそうです。


    取り巻く環境で変動するマーケットは、理由があって発生する雷の如く。変化を予測して、皆様がたくさん儲かりますように!