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コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」

2025年9月 3日

脳梗塞にご注意を!

東京ネットサポートセンター 吉越 東京ネットサポートセンター 吉越

  • 東京ネットサポートセンターの吉越です。

     

    まだまだ暑い日が続いておりますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?

     

    今年は「観測史上初」「統計史上初」「異常気象」といった言葉をよく耳にしますし、熱中症で救急搬送された方の人数も連日のようにニュースで報道されています。これだけ「熱中症に注意!」とメディアに取り上げられると、流石に「室温管理、塩分・水分補給」に対する意識は高くなります。

     

    しかし、夏場の水分不足が引き起こすのは、熱中症だけではありません。熱中症以外にも、脳梗塞や心筋梗塞などが挙げられますが、特に脳梗塞については、熱中症と初期症状が似ているのだそうです。

    猛暑で体調が悪くなり、めまいや吐き気、ふらつきなどの症状が出たら、まず熱中症を疑いますが、身体の水分が不足し、血液中の水分が減ってくると、血液の濃度が濃くなって、体内の血液がドロドロになり、血管の中に血栓が出来て欠陥を詰まらせてしまう夏血栓で脳梗塞が生じることがあります。

    熱中症と脳梗塞の見分け方は、脳梗塞の場合、熱中症の症状に加え麻痺が発生します。「顔や腕のしびれ・麻痺・呂律が回らない、力は入らない」などがあります。また、それらは「数分で収まった」としても、一時的に血流が戻っただけで、放置すると危険です。

    暑い日のサウナもさっぱりして気持ちの良いものですが、正しい入浴方法で楽しみましょう。

     

    予防法は、熱中症と同様に水分補給です。寝る前・起床時・スポーツ中やその前後、入浴の前後など、発汗量を上回るように水分摂取しましょう。食事は、青魚を積極的に食べましょう。青魚に含まれているEPAという成分は、血液をサラサラにしてくれます。また、カカオが70%以上含まれているチョコレートには、フラボノイドという成分が多く含まれており、血管に良いそうです。

     

    定期的に脳ドックで検査をしていただくこともおすすめします。

     

    皆様、体調管理は、十二分にお気をつけくださいませ。