マーケットレポート

東京ネットサポートセンターの吉越です。

皆様、寝落ちしたご経験はございますか？

実は私、最近、寝落ちが本当に多い。

気づけばエンディングか、次の番組が始まっている。なんなら目が覚めると夜中の３時とかで、ぼんやり光るテレビから知らないテレビ番組が放送されている部屋の中に一人でポツンとしている。

寝る準備を全部終わらせ「ちょっとだけテレビを観てから寝よう」とリモコンを握りソファに座る。あとは電源を切るだけのリラックス状態。一日の終わりは完璧なはずだった。

なのに、テレビってなんであんなに絶妙なタイミングで睡魔を呼ぶのでしょう？始まったばかりのドラマ、ニュースの特集、バラエティの盛り上がり。全然覚えてない。

寝落ちの原因を調べると「疲労やストレス、睡眠不足によるもので、脳が「寝る」と認識しづらくなる為、睡眠の質を低下させる」とネガティブな内容でした。14時以後の昼寝や帰りの電車で寝てしまうと脳の疲れが取れてしまい、寝つきが悪くなり睡眠時間が足りなくなり脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすことにもつながるともありました・・・。

しかしながら寝落ち。気持ち良い。

「寝落ち」には、「寝よう」と思って寝るのと全然違うなんとも言えない幸福感があるのです。「ちゃんと布団で寝なきゃ」なんてわかっているし、「寝落ちしよう」と思っているわけでもなくのですが、意識がフワッと遠のいて、寝落ち前の数分間が、一日の一番のご褒美になっています。時間経ち「あれ、寝ていた・・・？」と気づくあの瞬間も不思議な充足感が・・。

「寝ようとしないで寝てしまう」行為は、体も心も頭の中も、余計な力が入っていないから？「睡眠が欲しい！」という欲求に素直だから？今夜もちょっとだけこのままでいたい。

ところで「春眠暁を覚えず」という詩。「春はとにかく眠い」という意味ではありません。春は日照時間が長くなりはじめるので「同じ睡眠時間でも目覚めるころには日が昇っている」という意味です。

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