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2024年8月26日
岩井コスモ証券投資調査部
■日本株~円高抵抗力徐々に強まる方向~■予想レンジ(8/26〜8/30) 日経平均株価 37,700円~38,700円
先週の日経平均株価は301円高と小幅続伸、NYダウの高値接近など上昇一服感が浮上するなか、米利下げ期待の高まりから1㌦144円台に円高が進行したことも嫌気され、重要節目が重なる38000円付近で戻り待ちの売りが優勢となりました。手掛かり難のなか、今年最低水準の薄商いも上値の重さに繋がりましたが、下振れ場面ではしっかりと下値買いも入り、底堅さを示した格好です。8月波乱でもっともダメージを受けた日本株は、底値からの回復ピッチでも最速級(歴史的・海外比較)となったものの、8月月間の騰落率は依然として主要国最下位にとどまります。好業績を確認し、予想PER15倍前後と割安感も浮上していることから、海外株の落ち着きを前提として、今後の戻り余地は小さくないと考えます。8月最終となる今週は内外で経済指標の発表が相次ぎます。米利下げ気運と景気減速の織り込み一巡で、足元、日本株の重荷となった円高や金利低下に一服感が出る可能性もありそうです。日米とも先行き業績への期待感は途切れていないだけに、緩やかな復元相場が持続する可能性が高いと見ます。
■日本株~週間注目銘柄~・三菱UFJ(8306) 最高益更新が続く、金利上昇追い風、増配・自社株買い・三菱重(7011) ガスタービン好調、防衛・原子力に注力で中期成長へ・日本郵船(9101) 運賃市況上昇などで業績上方修正、利回り5%超・良品計画(7453) 衣料品好調、価格改定効果で収益性が改善が進む注)上記、個別銘柄コメントのA、B+などの表記は当社アナリストの投資判断、目標株価を示します。詳細はアナリストレポートをご参照ください。
■ドル円~7月の米個人消費支出物価など関心髙まる~■予想レンジ(8/26〜8/30)ドル円相場 1㌦=143.50~146.50円
先週は、145円台を中心に方向感の定まらない展開となりました。米雇用統計の年次改訂に絡む観測報道などが米景気の先行き懸念を煽ったことなどから、週央にかけてはドル売りに傾きやすい地合いを辿りましたが、145円を割り込むと本邦実需のドル買いが膨らみ、一段の円高・ドル安を抑える方向に作用。
週末が接近すると、ジャクソンホール会合におけるパウエルFRB議長の講演を見極めたいとして、ポジション調整目的の円売りがやや優勢となりました。もっとも、植田日銀総裁が国会閉会中審査において従来通りの見解を述べると、日銀の正常化が意識され円高方向に振れる場面があるなど、神経質な展開からは抜け出せませんでした。
今週は、市場が現時点で見込む「FRBは年内に計1%利下げを実施する」というシナリオの実現可能性が試されることになる見通しです。7月の米個人消費支出物価(30日)などへの関心が高まるとみられますが、日米の重要金融イベントを無難通過しただけに、落ち着きを取り戻す方向に進むことを期待したいところです。
■主な注目イベント◇26日(月)6月景気動向指数改定値(14:00)、英休場、8月独Ifo企業景況感、7月米耐久財受注額(21:30)◇27日(火)企業向けサービス価格指数(8:50)、基調的なインフレ率を捕捉するための指標(日銀14:00)、1-7月中国工業企業利益(10:30)、6月米S&P住宅価格指数、8月米消費者信頼感指数(23:00)
◇28日(水)ウォラーFRB理事インドで講演(2:15)海外決算=エヌビディア、セールスフォース、クラウドストライク・ホールディングス◇29日(木)7月建機出荷(13:00)、8月消費動向調査(内閣府、14:00)、Qボード上場=Cross Eホールディングス、8月独CPI速報値、週間の米新規失業保険(21:30)、4-6月期米GDP改定値(21:30)
◇30日(金)8月都区部CPI(総務省8:30)、7月有効求人倍率(厚労省)、7月失業率(総務省、8:30)、7月鉱工業生産速報値(8:50)、7月商業動態統計(8:50)、7月住宅着工統計(14:00)、インドの4~6月期GDP、7月ユーロ圏失業率、8月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値、7月独失業率、7月豪小売売上高(10:30)、7月米個人所得・個人消費支出(PCE、21:30)、8月米シカゴ購買部協会景気指数(22:45)、8月米消費者態度指数(ミシガン大学、確、23:00)◇31日(土)8月の中国製造業PMI(10:30)、8月の中国非製造業PMI(10:30)
(注)時間は日本時間
■米国株~28日のエヌビディア決算が重要に、半導体関連の動向に注目~■予想レンジ(8/26〜8/30) NYダウ 40,250~42,100ドル
8月第4週の主要株価3指数は、週間ベース(カッコは年初来騰落率)で揃って続伸、FRB高官による利下げ支援発言、ジャクソンホールを受けた9月FOMCでの利下げ期待が相場を押し上げました。NYダウが1.27%高(+9.25%)、S&P500が1.45%高(+18.13%)、ナスダック総合が1.40%高(+19.10%)となり、S&P500指数は最高値まであと約32ポイントまで迫る一方、S&P500均等加重指数はS&P500を上回る値動きで最高値を更新しています。23日パウエルFRB議長はジャクソンホールの講演で「政策調整の時がきた」と述べ9月FOMCの利下げを強く示唆しました。利下げ期待が相場全体を支えた格好となり、ラッセル2000中小型株指数(+3.58%)は続伸し、大型株を上回る上昇となりました。S&P500・11業種別週間騰落率ではエネルギーを除く10業種が上昇、金利低下の恩恵を享受しやすい不動産が上昇率上位となりました。個別では、AIインフラの検査需要が業績に貢献したキーサイト・テクノロジーズが大幅高となった一方、売上成長の勢いが鈍化することが示唆されたデータウェアハウスのスノーフレークが下落しました。尚アップルは次世代アイフォーンの発表日は9月10日と、関係者の話として報じられています。
今週の株式市場の注目イベントは28日引け後のエヌビディアの第2四半期決算となるでしょう。同社の市場予想は売上高が前年同期比113%増の260億ドル、純利益が同139%増の148億ドルと見込まれ、5-7月期実績、8-10月期売上見通し(予317億ドル)が市場予想を上振れするのか、最新GPUブラックウェルの出荷遅延が深刻ではないのか等が注目されそうです。同社決算はやや出遅れ気味の半導体関連やソフトウェアを含むAI関連全体にも影響が及ぶと見られます。ほか大規模システム障害のあったセキュリティのクラウドストライクや顧客管理ソフト最大手のセールスフォースも28日に決算発表を予定、また29日にはカスタム半導体のマーベルが決算を控えます。経済市場では30日の7月PCEデフレーターに注目です。9月2日(月)の祝日休場のレーバーデーを挟んで米国は秋相場入り、利下げ開始を見据えて参加者も戻ることが予想されます。
■外国株・週間注目銘柄・エヌビディア(NVDA) AI用半導体最大手、IT大手の設備投資増加の勢い変わらず・追い風・アップル(AAPL) アップル・インテリジェンスが起動する次回アイフォーンへの期待根強く・ファイザー(PFE) 米製薬大手、がん・心臓病治療薬が成長、今期見通しを上方修正