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コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」

2025年6月 4日

【堺】明治時代からの歴史が息づく!美しい「白砂青松」の浜寺公園へGO!

大阪ネットサポートセンター 高橋 大阪ネットサポートセンター 高橋

  • 皆さん、こんにちは!大阪ネットサポートセンターの高橋です。

    今回は、私の地元大阪、泉州・堺にある浜寺公園をご紹介したいと思います。もしかしたら、「大阪にそんな素敵な公園があるの?」って思われる方もいるかもしれませんね。でも実はここ、ただの公園じゃないんです!

    日本最古級!歴史が紡ぐ「名松100選」の美しさ

    浜寺公園って、実は明治6年に完成した日本最古の公園の一つなんです。すごくないですか?!園内には「名松100選」にも選ばれた美しい松林が広がっていて、まさに「白砂青松」という言葉がぴったりの風景が楽しめます。都会の喧騒を忘れて、澄んだ空気と緑に包まれる時間は最高ですよ。

     

    地名のルーツは?浜寺の歴史をちょっと深掘り!

    公園を訪れる前に、ちょっとだけ浜寺の歴史を紐解いてみましょう。江戸時代には、このあたりは田安徳川家や岸和田藩の領地だったんですよ。それが明治時代になると、いくつかの村が合併して、明治22年に「大鳥郡浜寺村」が誕生しました。そう、この時に初めて「浜寺」という地名が公式に使われるようになったんです!その後、時代を経て、泉北郡への編入、浜寺町の誕生、そして堺市への編入と、形を変えながら発展してきました。今では堺市西区の中で、浜寺石津町、浜寺諏訪ノ森町、浜寺船尾町、浜寺昭和町、浜寺公園町、浜寺元町、浜寺南町7つの町に「浜寺」の名前が受け継がれています。昔から愛されてきた地名なんだな〜って、なんだか感慨深いですよね。


    かつては関西有数のリゾート地?!別荘が立ち並んだ賑わいの歴史

    明治30年、海岸沿いに鉄道が開通すると、浜寺公園周辺は一気に発展しました。堺の中心部や大阪へのアクセスが抜群になったことで、公園の中やその周辺にはおしゃれな料亭や別荘が次々と建ち、やがては大邸宅が立ち並ぶように!さらに、明治39年からは毎年夏になると浜寺海水浴場が開場!たくさんの海水浴客で賑わい、駅前通りには商店が軒を連ねたそうです。まさに関西有数のリゾート地だったんですね。想像するだけでもワクワクします!

     

    まるでアート!「辰野金吾」設計のレトロな駅舎は必見!

    浜寺公園へ行くなら、ぜひ注目してほしいのが南海鉄道の「浜寺公園駅」です。明治40年に、南海鉄道が難波から浜寺駅までの路線を複線・電化する際に、新しく建てられたのがこの駅舎なんです。しかも、この駅舎、なんとあの明治の建築界の第一人者、辰野金吾の設計なんですよ!東京駅も手掛けた辰野金吾が、ここ浜寺公園駅もデザインしたなんて、驚きですよね。現在も国の登録有形文化財になっている駅舎は、レンガ造りでとってもレトロで素敵なんです。駅舎を見るだけでも価値ありですよ!

     

    華やかさに癒される!見どころは「ばら庭園」

    そして、浜寺公園といえばやっぱりばら庭園は外せません!

    5006000株ものバラが咲き誇る光景は、もう圧巻の一言。華やかな色と甘い香りに包まれて、とっても優雅な気分になれますよ。

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    バラの見頃は、春咲きが5月上旬〜6月上旬秋咲きが10月上旬〜11月上旬です。ちょうどこれからの時期が見頃ですよ!運が良ければ、ボランティアさんによるガイドツアーも開催されているので、バラの秘密をもっと深く知るチャンスです。

     

    いかがでしたか?

    歴史と自然が調和した浜寺公園。美しい松林やレトロな駅舎、そして華やかなばら庭園と、見どころがたくさんありますよね。


    これからの季節は、お近くの公園でお花見や新緑鑑賞も素敵ですよね。ぜひ皆さんも、身近な公園で季節の移ろいを感じてみてはいかがでしょうか?