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2026年4月13日
ファンドマネージャー 石原 順
チップが必要なら自分で作る、「米国版TSMC」構想テラファブとは?
起業家イーロン・マスクの半導体量産計画「テラファブ」に米半導体大手インテル(INTC)が参画することが明らかになった。インテルのリップブー・タンCEO(最高経営責任者)は4月7日、マスクが運営するソーシャルメディア「X」に「スペースX、xAI、テスラ(TSLA)とともにテラファブプロジェクトに参加できることを誇りに思う。これにより、シリコンファブ技術の再構築を支援する」と投稿した。
●インテルのタンCEOの投稿
出所:X @intel
また、タンは「超高性能チップを大規模に設計、製造、パッケージングする当社の能力は、テラファブの目標である。AIとロボティクスの将来の進歩を支えるための計算能力の生産を加速するのに役立つ」と記した。
テラファブはマスクが3月に打ち出した先端半導体の量産計画だ。テスラと宇宙開発の米スペースXの共同事業として、米南部テキサス州に工場を設け、ロジック半導体やデータを記録する半導体メモリーなど異なる種類を一つの拠点で効率生産するとしている。AI(人工知能)用最先端半導体を台湾に代わり米国で生産する「米国版TSMC」を狙う。テラファブを巡っては最終的に最大で13兆ドルの設備投資が必要との試算もある。
3月26日の日本経済新聞の記事「マスク氏が「米国版TSMC」構想、総投資2000兆円試算 AI半導体で賭け」によると、テラファブは名の通り、消費電力換算で1テラ(テラは1兆)ワット分のAI半導体を1年でつくれる工場を目指しているという。マスクによれば現在の世界の供給力の50倍だ。構想発表においてマスクは、「テラファブを自らつくるか、半導体を入手できないかだ。チップが必要なので自分でつくる」と述べた。AIに使われる半導体は世界で不足し争奪戦になっていることが背景だ。
半導体製造世界最大手TSMC(TSM)と異なるのは、テラファブは受託生産ではなく全量をテスラやスペースX、xAIと自らの企業群で使う点だという。さらにマスクは「ロジック、メモリー、パッケージを一貫で行う」といい、AI向けに必要な複数種類の半導体や製造技術を全て内製化すると主張した。半導体の量産立ち上げには専門人材が必要だ。トランプ政権が株式の1割を保有する国策企業でもあるインテルとの協力は、先端品をつくる自国企業の育成という米政府の方針にも一致している。
5年ぶりの高値を更新したインテル株、国策巨大ファウンドリ企業へと変貌するのか?
インテルの株価が60ドル台にのせ5年前の株価水準を回復した。ハイテク株を中心に多くの株価が年初来で調整する一方、インテルは年初来から6割近く上昇している。筆者の順張り売買シグナルであるメガトレンドフォローのチャートでは日足、週足、月足がそろって買いトレンド相場となっており、強い上昇トレンドが示されている。インテルにとっての好材料はテラファブ計画への参画だけではない。
●インテル(日足)(赤:買いトレンド・黄:売りトレンド)
出所:トレーディングビュー・石原順インディケーター
●インテル(週足)(赤:買いトレンド・黄:売りトレンド)
●インテル(月足)(赤:買いトレンド・黄:売りトレンド)
9日にはアルファベット(GOOGL)傘下のグーグルと既存のパートナーシップをさらに深化させ、次世代AIおよびクラウドインフラを推進するための複数年にわたる協業を発表した。協業の具体的な規模などについては公表されていないが、よりAIシステムが高度化する場合、GPU(画像処理半導体)のようなアクセラレーターだけではなく、インテルが得意とするCPU(中央演算処理装置)を含めたシステム設計が必要だ。
AIブームの恩恵がインテルにも波及してきたようだ。高機能AIサーバーにおいて、GPU8基に対してCPU2基の構成が一般的であり、インテルの「Xeon」プロセッサの需要が急増している。インテルが公開している資料によると、CPUの性能や電力効率が大幅に向上しており、CPUベースでAIインフラストラクチャーを構築することも現実的な選択肢となっているという。
●インテルの売上高と最終損益の推移
出所:決算資料より筆者作成
ただし、業績は厳しい状況から抜け出すことが出来ていない。2026年第1四半期は前年同期比で減収が見込まれている。ファウンドリ部門では大規模人員削減を実施しており、熟練労働者の流出や製造現場の士気低下、および競争の激しい市場での実行リスクも指摘されている。
●インテルの2026年第1四半期の業績見通し
出所:インテル決算発表資料
インテルは単なる「チップメーカー」から、米国主導の半導体供給網を支える「国策巨大ファウンドリ企業」へと変貌を遂げようとしている。現在の株価上昇がさらなる成長の始まりなのか、それとも期待先行のピークとなるのか、今後の四半期決算の数値を確認しながら見極めていきたい。
メガトレンドフォローVer2.0の売買シグナル(赤:買いトレンド・黄:売りトレンド)
●日経平均CFD(日足)
●NYダウCFD(日足)
●S&P500CFD(日足)
●ナスダック100CFD(日足)
●ドル/円(日足)
●ゴールドCFD(日足)
●NY原油CFD(日足)
日々の相場動向については、
ブログ『石原順の日々の泡』
を参照されたい。