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「マーケットの最前線」

2019年10月 7日

第197回「ラリー・ウィリアムズの日米株式市場予測」石原順

石原順 石原順

  • ラリー・ウィリアムズの株式市場予測

    ラリー・ウィリアムズは基本的に株式相場に強気である。年末まで押す場面もあるが、そこは押し目買いの好機と考えているようだ。有料レポートなので具体的な日付は隠してあるが、かなりはっきりと相場の転換ポイントを指摘している。


    ●ラリー・ウィリアムズのS&P500先物予測
    ①LW SP500先物予測 20191007.png
    出所:ラリー・ウィリアムズの週刊マーケット分析(ラリーTV)2019年10月7日 ラリー・ウィリアムズおよび国内代理店パンローリングの掲載許可をとって掲載。有料レポートのため、チャートおよび文章の一部を隠しています。

    ●ラリー・ウィリアムズのNYダウ予測
    ②LW ダウ予測 20191007.png
    出所:ラリー・ウィリアムズの週刊マーケット分析(ラリーTV)2019年10月7日 ラリー・ウィリアムズおよび国内代理店パンローリングの掲載許可をとって掲載。有料レポートのため、チャートおよび文章の一部を隠しています。

    米国株同様に、ラリーは日経平均にも強気である。10月から11月の下押し局面は買いエントリーを考えているようだ。


    ●ラリー・ウィリアムズの日経平均予測
    ③LW 日経平均先物予測 20191007.png
    出所:ラリー・ウィリアムズの週刊マーケット分析(ラリーTV)2019年10月7日 ラリー・ウィリアムズおよび国内代理店パンローリングの掲載許可をとって掲載。有料レポートのため、チャートおよび文章の一部を隠しています。

    以下は筆者が見ているラリー・ウィリアムズの順張りインジケーターである。


    ●日経平均(日足)ラリー・ウィリアムズの順張りインジケーター
    下のサイドバーの青の期間が買い・赤の期間が売りのドテン売買システム
    ④LW 日経平均順張りインジケータ 20191007.png

    ●S&P500(日足)ラリー・ウィリアムズの順張りインジケーター
    下のサイドバーの青の期間が買い・赤の期間が売りのドテン売買システム
    ⑤LW SP500順張りインジケータ 20191007.png



    過去20年間のシーズナリーチャート

    Equity Clockというサイトには、さまざまな金融商品の過去20年間のシーズナリーチャートが掲載されている。アノマリー投資を重視する人には必見のサイトである。

    ラリーの見通しと合わせて、相場の軌道を予想してみるのも面白い。ここからの日経平均とNYダウやS&P500の動きの違いに注意してほしい。


    ●NYダウのシーズナリーチャート(過去20年)
    ⑥NYダウシーズナリーチャート 20191007.png
    出所:https://charts.equityclock.com

    ●S&P500のシーズナリーチャート(過去20年)
    ⑦SP500シーズナリーチャート 20191007.png
    出所:https://charts.equityclock.com

    ●日経平均のシーズナリーチャート(過去20年)
    ⑧日経平均シーズナリーチャート 20191007.png
    出所:https://charts.equityclock.com



    中央銀行が輪転機を回して債券市場を買い支え、信用不安が広がるまでそれを続けていくと手法

    現在の世界経済は、中央銀行が紙幣を増刷して債券市場を買い支え、信用不安が広がるまでそれを続けていくという手法で回っている。しかし、これはどこかで限界がくる。バブルが延命すればするほど、その副作用は大きくなるだろう。

    世界中に大規模な金融・財政刺激策があったにもかかわらず、1980年以降にインフレが収束傾向となった原因は大きな戦争(国家最大の公共事業)がなかったからだと言われているが、要因は複合的であろう。

    歴史を振り返ると、米国では、FRBのバランスシートが1930年から1948年までに10倍に膨れ上がり、それからしばらく500億ドル周辺で安定するも、1971年から2008年まで着々と増加していき、さらにそこから2016年まで爆増した。


    ●米連邦準備制度の月次総資産(1921年~2017年)
    ⑨米連邦準備制度の月次総資産 20191007.png

    出所:マーク・ファーバー博士の月刊レポート(パンローリング)

    FRBのバランスシートの拡大の後、何が起こるかは1930年代の歴史が証明している。世界最大のヘッジファンドであるブリッジウォーター・アソシエイツを率いるレイ・ダリオは、「歴史は繰り返す。私たちはまだ経験したことがないが、現在、1930年代に起こった多くの出来事を経験しているところである。現在の世界の状況は1930年代終わりと同じパターンで動いている。」という歴史大局観を自身のブログである「リンクトイン」https://www.linkedin.com/pulse/threat-limit-capital-flows-china-pending-impeachment-conflict-dalio/
    で述べている。
    ⑩1930年代出来事 20191007.png

    ⑪NYダウ繰り返し 20191007.png

    政府が過剰に市場に介入してくると、ろくなことがない。下グラフは「ラーン曲線」と呼ばれ、GDP成長率と政府規模を比較したものだが、小さな政府はGDP成長率に大きく貢献し、大きな政府はほとんどGDP成長率に貢献しないことを証明したものである。「ラーン曲線」を作ったラーンは「国家の適正規模はGDP比15~25%である」ことを立証した。


    ラーン曲線(GDP成長率と政府規模を比較)
    ⑫ラーン曲線 20191007.png
    出所:マーク・ファーバー博士の月刊レポート(パンローリング)


    日々の相場動向についてはブログ『石原順の日々の泡』

    https://ishiharajun.wordpress.com/

    を参照されたい。




    石原順 プロフィール
    1987年より株式・債券・CB・ワラント等の金融商品のデーリング業務に従事、1994年よりファンド・オブ・ファンズのスキームで海外のヘッジファンドの運用に携わる。為替市場のトレンドの美しさに魅了され、日本において為替取引がまだヘッジ取引しか認められなかった時代からシカゴのIMM通貨先物市場に参入し活躍する。
    相場の周期および変動率を利用した独自のトレンド分析や海外情報ネットワークには定評がある。現在は数社の海外ファンドの運用を担当する現役ファンドマネージャーとして活躍中。






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